巨魚が多いらしい in 加賀フィッシングエリア(2012.11.26)

「こんにちわ」
「あ、どうも。兄ぃ。いらっしゃい」
「月曜日はどうします?」
「白河も考えたんですけど、ここはやはり加賀で」
「やはり。実は、そこにしようかと今日言いに来たんです」
「おっきいのがだいぶ入ってるらしいじゃないですか」
「ええ。ホームページの情報によればそういうことですね。問題は」
「3連休の後ってことですよね?」
「そこです。一番の問題です」
「月曜は雨らしいので、人は少なさそうですね」
「ええ、そうなんですけど。プレッシャーが心配ですね」
「他にありますか?」
「ええ、まあ、いっぱいありますけど、ここは加賀がいいと思います」
「はい。じゃあ朝一から行きますか」
「はい、じゃあ5時で」
「お願いします」

本日の登場人物

矢島兄ぃ。「意外に暖かいですね」「曇ってるせいですかね」「たぶん」

私。「加賀に来るのは、ほぼ1年ぶり。楽しみですよ」

「北関東道、凄え。早い」
「はい、コンビニ寄ったにも関わらず、5時30分に着いちゃいましたよ」
「それでも、4番目ですよ」
「何時に来たんですかね?前の人たちは」
「15年前の加賀とはえらい違いですね」
「全く」
「お!ぼちぼち開きますね」
「自分は10ポイント溜まったので、タダです」
「オレはあと2回ですよ」
「じゃあ、また来なくちゃいけませんね」
「楽しくてまた来るのか、はたまた復讐戦になるのか」
「あははははは。後者っぽいですね」

「お得意の2号池、誰もいませんよ」
「ですね。自分は3号池の土管に行きますから」
「わかりました」

「ど〜れ、まずはトップウォーターで。あれ!?ペンシルが暗くて見つからない。じゃあ、ケムポップで」
「え〜い」
ヒタ。シャワ、シャワ、シャワ、シャワ。シ〜ン。
「嘘っ!こんなにいっぱいいるのに…」
「じゃあ方向を変えて、あっち」
ピューン。ヒタ。サワサワ。サワサワ。ガバッ!
「お、凄い出方。結構引くし」


「お〜いきなりの40アップ。流石ケム」

「と、思ったら、あとが全く続かない」
「やはり、加賀と言えば、タックルハウスのシケイダー。これだな。えい!」
ピュー。チャポ。クネクネ。クネクネ。シ〜ン。
「あれ!?変だな」
ガバッ!
「おわ、時間差かよ。これまた引く」


「これまた立派な40アップ。45は超えてるね。
流石シケイダー。これだな」

「これまた、あとが続かない。色を変えてもダメだし。ちょっと潜らしてみるか」
「ということは、これだ。ノリーズ。クランキング。ピューパ。と〜!」
チャポン。グリグリグリ〜「で、これ以上ゆっくり巻けないデッドスローリトリーブ」
ゴン!


「またまた引いたな、これも。40アップ」

「どうですか〜?」
「やっと3匹です。最初の2匹は簡単に釣れたのに、そのあとが大変です」
「あ〜こっちの方が魚が多いですね。自分もやっと6匹ですよ」
「ルアーは何がいいですか?」
「いろいろやりました。まだ判断つかずですね」


「取り敢えず、軽めのスプーンでやってみます」

「う〜ん、どうすっかな。バスマンの悲しい習性なのか、スプーンにはいまいち手が伸びない」
「ハンクルクランク。これだ」


「来ました」
「あ、撮ります。スプーンですか?」
「はい。丸湖です」

「あ〜さっぱりだし。おにぎりでも食うか」
ニャーオン
「あれ!?わかるの、食べてるの?ニオイがしたの?キミはアメッチョ君に似てるね」
ニャーオン
「食べる?オムライスおにぎり」
ニャニャニャニャ、ニャー
「あ、もちろんなわけね。はい、どうぞ」
ムシャムシャ。ガツガツ。ウニャニャニャニャ。ウニャニャニャニャ
「いくね〜。結局7割がた食べられちゃったよ。毛並みがいいね。みんなに貰ってるんだね」
ニャニャニャニャ


「あれ!?雨宿り?キミは」
ニャーオン
「おいおい、のるの?コーヒー飲みに来たんだけど」
ゴロゴロ。ゴロゴロ

「メシも食ったし、猫とも遊んだし。もうちょっと釣らないと、兄ぃが言ってたように後者の方になってしまう」
「反応が良かったクランキング、ピューパで攻めてみるか」
ピューン。
「あ、そうだ。兄ぃがボトムノックが効くって言ってたな」
「じゃあ、グリグリ引いてからコンコンさせてみよう」
コンコン。コンコン。
「お!ナニナニナニって寄ってきた」
ガツッ
「お〜でかい。これだ。やっとわかったぞ」


「またしても40アップ」

あとがき
「16時40分です。上がりますか?」
「そうですね。釣れたし」
「夕方のスイッチオンは、16時20分でしたね」
「ええ。薄暗くなってからですよ」
「いや〜あいだの2時間ほどは、かなり辛かったですね」
「全く。フライの人は結構釣れてましたけどね」
「ですね。ルアーマンもプラグでやってる人の方が、釣れてた気がするんですけど」
「そうですね。それに魚がでかいです。プラグの方が」
「確かに。2号池の土手の前のワンドでやってた人も、でかいプラグで結構釣ってましたよ。何やってたんですかね?」
「ええ、白っぽいミノーのようなシャロークランクのような。結構ルアーはでかかったですよ」
「こりゃあ、兄ぃの言うとおりになっちゃいましたね、後者の方で」
「あはははははは。付き合いますよ。来週も休みですから」
「え!じゃあ、根がかり野郎も来ます?」
「はい。間違いなく」
「わかりました。楽しみですね。じゃあまた来週〜」


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