やれんのか!? in 鬼牧川(2012.07.02)

「ご無沙汰です」
「あんれ、珍しい。大下さんじゃないの。どうしたの?」
「珍しく…現場が空きまして」
「へ〜初めてじゃないの、そんなの」
「そうなんですよ。ないわけじゃないんですけど、手首の具合が悪いんで、重いのが持てないんですよ」
「なるほど。下地の現場はお休みと」
「そういうことです。で、月曜日、乗れませんかね?」
「いける。が、この雨。どこでやるんだよって感じなんだけど」
「そうっすね…どっかで」
「了解。じゃあ現地に4時で。場所は追って知らせるから」

本日の登場人物

金井君。「ごぶさたな感じです」「2週間ぶりな感じ?」

ペー。「ウキウキ。ラッキーディ」「ないから、秋まで、それは」

山田君。「何かお疲れのご様子ですが…」「ええ。いやそんなことはないですよ」「そうは見えないけどね」

大下さん。「1年ぶりですね、船乗るの」「じゃあ、操船もする?」「しませんよ、そんなものは」

私。「ちょっとまだ足が痛いんだよね」「気のせいでしょう」

「やっぱり…この雨だもの、増えるし濁るよね」
「おはようございます」
「あ、お三方、おはようございます」
「あれ!?須田っち、疲れてね?」
「そんなことないですよ。大下さん」
「じゃあどうしたの?ぐったりしているけど」
「ええ。ちょっとバイトに」
「は〜何屋さん?」
「内装的な」
「え!?建築屋さんなの?大変だね」
「ええ、まあ。そんなことより、今日は釣りますよ。久々なんで」
「オレも釣るよ。久々だから」
「みんな、1週空いちゃってるから、何か反応欲しいよね。ねえ、金井君」
「はい。今日は自分とカトちゃんと山田さんなんで、厳しいと思います」
「あひゃひゃひゃひゃひゃ。金井さん、オレが操船しますよ」
「カトちゃんじゃ駄目だよ。後ろが釣りにならないから」
「なかなか止みそうにないから、いってみる?」
「はい、そうしましょう。どういうコース取りで?社長たちは」
「ちょい下って、対岸を打ちつつ上がりたいんだけど、いいかね?」
「はい。OK牧場です」
「では、戦闘開始」

「おっと!いきなり出たね。全くルアーは消えないけど」
「小さいんですかね」
「たぶん。もう1回投げてみる」
「あ!出ましたね、今」
「出たね。またルアー消えないけど。このまま誘ってみるか」
キュンキュンキュンキュイーン
バシャーン
「お!ノラズ。う〜ん。じゃあさらに奥へ。えい!」
キュンキュンキュンキュイーン
ドバッ
「完全に消えた。いただき」
「幸先いいですね」
「そうでもないよ。バレタから」
「マジですか。開始10分で4発ですよ」
「これで終わんなきゃいいんだけど」

「あれっきりだね。雨止んで暑くなってきたし」
「はい。風もびゅんびゅんです」
「メシ食ってねるか」
「そうしましょう」

「暑かったね。寝たんだかどうなんだかわかんない」
「社長、ばりばり寝てましたよ。怪獣並みでしたよ」
「あまりの暑さに一瞬起きたんだよ」
「あ、それでここにいるわけですか」
「良く寝てたよね、この炎天下の中で」
「はい。びっくりしました」
「じゃあ、このまま午後の部、行きましょう。このペースで行くと、上がるのは17時過ぎだね」
「そんなですか。じゃあちょっとスピードアップしましょうよ」
「了解」

「全く何事も起きないね」
「ほんとですよ。ナイスキャストの連続なのに」
「あ〜いわゆる、続く言葉はバイトなしね。水も増えたし、濁りもだいぶ入ちゃったね」
「ですね」
「あと1時間位だから、2本ある木で勝負」
「えい!…あれ!?それで終わりかよ」
「おぉっ!」

「のりました〜久々〜」
「ばらさないでよ。今すくっちゃうから」
「はい、大丈夫です」
「はい、捕れました。41cm。ルアーは?」
「マグトー塗り替え桜吹雪ピロリン」
「なんか久々な感じだね。ピロリンってさせてるよりも、
水中でビラビラさせている人の方が多い」
「あれ!?ミミが何かやってる」

「釣れました」
「マジで。何cm?」
「43cmです。ルアーは大吉ぶーちゃんWスイッシャーです」
「嬉しいね。ミミ」
「山田君とペーはどうしたのかな?」
「社長、一所懸命投げましたよ。なあ、ぺー」
「はい。いつになく真剣にやってみました」
「で?」
「はい。その結果は2人ともノーバイです」
「こっちはね、大下さん1バイで1フィッシュ」
「社長は?」
「5バイ、ノーフィッシュ」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ、バイト王ですね」
「そう。朝の予定通りじゃん。金井君と大下さんが
釣ってくれるから。オレの目標は1バイとだし」
「は〜予定通りってことですか」
「または実力通り」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ」
「ぺー、笑うとこじゃない」

あとがき
「お疲れ〜」
「ほんとお疲れでした。1年ぶりに船のって、こんなにですか」
「こんなにだよね。4:30から17:30」
「バカですね」
「たぶん。あ、山田さん、死んでますね。明日大丈夫ですか?」
「社長、全然平気ですから」
「あそう。ならいいんだけど」
「来週はどんな感じですか?」
「って?山田君バイトでしょ?」
「ええ。金井君はどうなの?」
「自分は1回休みます」
「な〜んで?」
「まあ、いろいろと」
「ほ〜意味深だね。ぺーは?」
「仕事です。大下さんもですよね?」
「ああ、しっばらく駄目だね」
「ってことは、社長1人ですか?」
「いやいや。ワイパーがいるから」
「なるほど。じゃあ2人で楽しんで来てください」
「いや。乱入者がいるよ、絶対」
「いいじゃないですか。増えて」
「ま〜ね〜雨降らないでくれ。また来週〜」


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