恒例、八郎潟遠征2日目(2012.06.19)

「あ〜どうだった?サンルーラルのタンタン麺」
「去年より良くなかったですか?社長」
「そうね。今年は黒ゴマだし。意外に辛かったよね」
「お子チャマのぺーなんか、ヒーヒー言ってましたから」
「いえ、山田さん。辛いんじゃなくて、熱くて大変だったんです」
「どっちでもいいよ、ぺー」
「あれ!?山田さん、ご機嫌斜め」
「黙れ。これから忙しいんだから」

「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ。何ですかそれは」
「日焼けしたから、パックしてるんだろ」
「うわ!!山田君、キミは何者なの?」

本日の登場人物

ヤナギ。

ペー。

金井君。

部長。

矢島兄ぃ。

山田君。

私。
 

「来たよ。ここは厳しいながらも、やや楽園らしいから」
「そう願いたいですね」
「全くです」
「と言う割には、意外に濁ってるよね」
「うぉ!」
「兄ぃに来た。山田君、網網」
ドボーン
「うわ。でか」
「ばれました」
「もったいない…けど、幸先いいね」

「ラッキーディ、ラッキーディ。今日もラッキーディ。46と46」

「自分も46と43」

「ちょっとあそこに投げてみるかな」
ガバッ

「うわ、いきなり釣れた。44。ザラスプークで。ごめんね」
「ええ。大丈夫ですよ。これからですから」
「あっちもやっていい?」
「どうぞ」
ガバッ
「うわ、またいきなり釣れた。42。S102で。ごめんね」

「ヤナギんとこ釣れない…やっとこさ、41」

「昨日よりはだいぶいい。46を頭に5本」

「見てくださいよ。あそこで凄いボイルしてます」
「あれ、ほんとだ。うん!?違うよ。橋の上で釣りしてる人がかけたんだよ」
「あ、そうですね」
「取りましょうか?」
「大丈夫です。あ、でもやっぱりお願いします」
「すくいますか?社長」
「いや、掴んだ方が早いから。はい、キャッチー。でか」
「写真撮りますかね」
「売ってもらったらいいんじゃねえの」
「うぉっほっほっほっほ。かっこ悪いですよ」
「取れましたよ。でかいですよ」
「すみません。この磯網に入れて貰いますか?」
「了解」
「う〜ん、くんないかな…」
「まあ、ああいうのもいるわけだし、お2人釣ってくださいよ」
「ええ。ヤナギとんぼで釣りますよ」

「ほら来た。そら来た。やれ来た。うぉっほっほっほっほ。また来た」
「山田さん、すっかりご機嫌ですね。オレ眠くてしょうがないんだけど」
「兄ぃに操船変わってもらいましょう」
「そりゃあいいね。好きなようにやってもらいましょう。オレは寝るから」

「すみません。では早速」
「おっ!来ました。やっと釣れました〜小さいです〜」
「良かった。その調子で続けて」

「いよいよ雲行き怪しいですよ」
「じゃあそこでUターンすれば、5時かそこらになるんじゃねえかな」
「そうしますか」

「社長、何するんですか?」
「いやあ、山田君が投げたポイントが釣れそうだから、横に投げてみた」
「横っていうより、自分のルアーの隣じゃないですか」
「うまいだろ」
「ええ。うまいですけど、そういうのはやめてください。雨降ってきました」
「そうね。結構降ってきたよ。もう4時だし。いよいよこれで上がりか」
「でも、ヤナギたちエンジンで外に行っちゃいましたよ」
「この状況で何で外に行くかね
『もしも〜し、部長。え、もう上がる!?こっちももう上がる』」
「山田君、ヤナギを呼んで。もう危ないから」
「ええ、そうしましょう」
「明日は出来ないだろうから、そのつもりで道具をしまってね」
「ですね」
「まあ、全員釣れたことだし。仕方がないね」
「自然が相手なんで」

あとがき
「お疲れ」
「お疲れ様でした。いいタイミングで上がりましたね、我々は」
「ぺー達も来ましたよ」
「お疲れ。明日は無理だから、そのつもりで道具をしまってくれよ」
「おいおい。諦めてくれよ。部長たちも上がったから。取り敢えず、コンビニね」
「お待たせ〜今日の勝者は?」
「46が3人います」
「誰?部長?」
「いや。ヤナギとぺーとミミです」
「ジャンケンだな」
「決まりました。金井さんです」
「どこ?」
「はい、中華で」
「じゃあ今日もタンタン麺行きますか。ねえ、ぺー」
「はい。正確には、ペーヨンですが、タンタン麺で。チャーハン半分づつにしましょう」
「あ〜いいね。チャーハン盛り多いもんね。うまいけど」
「うまくなったタンタン麺も、まだバーミヤンに負けてますね」
「全く。バーミヤンのレベルは高い。とてもファミレスとは思えない。チャーハンはこっちの方がうまいかな」
「明日はどうなりますかね?」
「たぶん。帰りになると思うけど。高速道路が心配だよ」
「え!?どうなっちゃうんですか?」
「通行止めだよ。ぺー。オレと部長とで1回くらってるから」
「マジですか」
「マ〜ジですよ。なので、一旦6時に起きて、金井君のスマホで高速道路状況を見てもらう」
「で、どうなるんですか?」
「動いてたら帰るし」
「ダメなときは?」
「もう1回寝る」
「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ。いいですね」
「いいだろう。帰りが楽だよ」
「部長、サンルーラルの温泉行くの?」
「はい。山田君も行く?」
「オレ、行った事ないから行くよ」
「え〜あんだけサンルーラル泊まってて、1回も温泉入ってないの?」
「ええ。疲れ果てて。部屋風呂で済ましてました」
「マジで。もったいねえな。疲れ果てているのは、オレの方だと思うけど。運転に操船で」
「社長は風呂好きじゃないですか」
「山田君だって、無類の風呂好きじゃん」
「うぉっほっほっほっほ。風呂が違いますよ」
「いいオチだね。じゃあ行ってこいよ。オレはいかねえから」
「ええ、社長は長いですから、来ないでください」
「ぺー、帰りにアイス買って来い」
「え〜」
「いいよ。変なの買って来そうだから」

「おはよう〜」
「朝から相変わらず元気ですね」
「どう金井君、高速は?」
「はい、仙台で通行止めです」
「やっぱり。じゃあ寝るから。8時にもう1回起きるから」
ぐぉ〜
「もう寝てるし。これじゃあ寝られない。怪獣がいるみたいだし」
ぐぉ〜ぐぉ〜

「うわ〜暑い!汗びっしょり。金井君見て。すねからも汗かいてるよ」
「ほんとだ。凄ぇ」
「ダメだ。シャワー浴びてくる。寝てたのぺーとオレだけ?」
「そうですね」
「なんだよ。ぺーと同じ位置かよ」
「大丈夫ですよ。ぺーはまだ寝てますから」

「う〜さっぱりした。お待たせ。ぺーも起きたね」
「ぁ…ぅ…6時のあと、眠れなかった。うるさくって〜」
「なに?オレのせい?」
「はぁ…い…」
「言ったろ。『オレの餌食になるのは?』って」
「ここまで凄いとは…」
「健康だからね」
「そろそろ行きますか?」
「そうね。台風はそれたみたいだけど、風びゅんびゅんだし、水増えちゃって濁ちゃってるし。また来年だね」
「諦めましょう。メシは?」
「国見で」
「そこまでは各車フリーで」
「そうね。また来週から厳しい修行が始まるから」
「ここも変わらなかった気がするんですけど…」
「じゃあ、さらに…だね。また来週〜」


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