遠征前に１匹！？か in 鬼牧川(2012.06.11)

「あ～もしもし。須田ですが」
「はい。西牧塗装店です」
「違いますね。社長ですね」
「いえ。西牧です」
「え、もしかしているんですか？」
「いるんだよ。しっかりお祝い返しを持ってきた。早く来た方がいいよ」
「すぐに伺います」

「どうも」
「吉郎さん、久しぶりじゃねえ」
「お待たせで、悪かったね。これ」
「お～予定より早い」
「早くはねえだろ。半年遅れだよ」
「いえいえ。いいじゃないですか、間に合ったんだから」
「だって。山田君」
「早速使いますよ。で、１１日はどうなんですか？」
「金井君が仕事で行けないから、２人だね」
「あ～そうですか。現地に４時に行きますか」
「微妙なんだよね。天気が」
「じゃあ、吉郎さん、また」
「もう帰っちゃうの？」
「ええ。いろいろと準備があるんで」

本日の登場人物

山田君。「今日は釣りますよ」「オレもそうありたいよ」

私。「どうなんだろうね、今日は」「自分は釣りますよ」

「ちょっと早かったね。まだ暗いし」
「そうですね。水は多そうな感じですけど」
「結構降ったからね」
「この辺だけでしょ。降ったのは」
「そうなんだよ。上流では降ってないはずなんだよ。もう流れちゃってるはず」
「お、だいぶ日が出てきましたよ。見に行ってみますか」
「どれどれ」

「なんじゃこりゃ～」
「お、Ｇパンですね」
「ひどいね」
「ええ。この濁りでこの量では無理ですか」
「無理。船を出すのは危険。上でも相当降っちゃったんだね」
「帰りますか」
「いや。陸っぱりしてこう」

「あ～ここですか」
「うわっ！えさ釣りの人もいないよ」
「チャンスなのか、最悪なのか」
「やってみるか」

「全くアタリないね」
「ええ。ですね」
「帰るか。まだ早いけど。これじゃあどこ行っても変わらないし」
「はい、そうしましょう。来週に備えましょう」

あとがき
「あんなに弁当買っちゃってどうする？」
「ええ。まさかあんな状態とは」
「山田君ちでＢＢＱでもするか」
「しませんよ。大体２人でやってもつまらないでしょ」
「いいじゃん。おじいさん、おばあさんも呼べば。あ、ミート君も呼ぼう」
「しません」
「つまんねえの」
「帰って、まず一眠りしてください。起きたらお弁当を食べる」
「１人じゃあ、わびしいだろ」
「いいえ。そんなことはないですよ」
「あ！？デリっちゃうんだ。デリのお姉ちゃんと一緒に食べるんだ」
「ええ。そういうのもしませんよ。来週に備えてますから。八郎ですから」
「そうね。初日デコ病、脱却しないとね」
「ええ。釣りますよ。皆さん、来週をお楽しみに」
「これからデリっちゃいま～す。来週は民宿、さくらインまで来てもらうそうで～す」
「し・ま・せ・ん」
「お楽しみに～」