復活したか? in 鬼牧川(2012.05.14)

「こんにちわ。社長」
「いらっしゃい、山田君。ごぶさたな感じだね」
「ええ。まるまる1週間開きましたから」
「そうね。先週の雨ときたら、ヒドイもんだったよね」
「ええ。全くですよ。おまけに竜巻ですから」
「いやあ全くだ。ここはアメリカかと思ったよ」
「オクラホマですか、オクラホマミキサー踊っちゃいますか。うぉっほっほっほっほ」
「ひどいこと言ってます。山田君」
「来週はどうなんですか?」
「何とかできそう」
「メンバー的にはどうなんです?」
「不動の3人にぺー」
「あ〜毎年のラッキーディですか」
「それだよ」
「じゃあ現地に4時でよろしいですか?」
「はい、それでお願いします」
「金井君には自分から連絡しておきますよ。釣りますよ。うぉっほっほっほっほ」

本日の登場人物

金井。「来週、再来週は来られません」「え、何で?」「田植えデビューなんですよ」

ペー・ヨン。「ウキウキ。ラッキーディです」「そんな毎年続かねえよ」

山田君。「そろそろ結果が欲しいですよ」「まだ今日で2回目じゃん」

私。「とは言うものの、どうかね?」「うぉっほっほっほっほ。釣りますよ」

「おはようございます」
「あら、山田君。相変わらず早いね」
「そういう社長もまだ10分前ですよ」
「まあ、大人だからね」
「ええ。そうですね。さっき、金井君たちが通りましたよ」
「なるほど。じゃあ行きますか」
「おはようございます」
「やあ、お2人。どうなの?水は」
「結構多いですよ」
「あ〜そうだろうね。この木、見てみなよ。あんな上にゴミが引っかかってる」
「ほんとですね。社長たちはどうしますか?いつも通り下りますか?」
「山田君、どうしますか?」
「下りましょう」
「やった。上じゃないと。ラッキーポイントが上なんです」
「こんなに増水してるんだから、ラッキーポイントなんてなくなってるよ。ぺー」
「ま〜じですか。金井さん、どうしたらいいですか?」
「知らねえよ。自分で考えろよ」
「はい。去年、自分で考えて、八郎でやったら、ノーバイでした」
「いやあ。それ、笑うに笑えないね。聞いたことないよ」
「社長、お願いしますよ」
「いや、オレは山田君のお世話で精一杯だから。じゃあいく?下りるから。あれ!?」
「どうしました?」
「石、忘れた」
「ええ!?大変じゃないですか。自分たちが下りましょうか?」
「大丈夫だよ、金井君。コンビニ袋でパラシュートアンカー作るから」
セッセッセッセ。
「山田君、お待たせ。できました」
「なるほどね〜。社長はこういうのどこで覚えたんですか?」
「あ〜ボーイスカウトだよ」
「マジですか。そういうのも教えてくれるんですね」
「嘘だよ」
「ええ!?」
「ほら、憧れたでしょ。ボーイスカウト」
「ええ。憧れましたよ」
「じゃあ行くよ」
「無視ですか」
「そう。時が経つのは早い」

「反応ないね」
「ええ。全く」
「雰囲気はいいんで、往復するから」
「わかりました」

「あ、山田君?何フンフン言ってるの?あれ!?竿曲がってるし」
「アミ、アミアミアミ」

「でか」
「はい。やりました。初バスにしては立派です」
「山田さん?そんな左手で外すようなことしないで。右利きなんだから」
「あ、あ、あ」
「あ〜あ〜山田さん?手、震えてますよ?」
「あ、あ、あ〜」
バタンバタンバタン
「何だよ。全く。こっちに跳ねてきたよ。はい」
「すみませんね。社長。45cmです」
「う〜ん、不愉快きわまりない。釣ってもいないのに、手がバス臭い」
「まあ、そうおっしゃらず。釣りを続けてくださいよ」
「まあ余裕のセリフだね」
「うぉっほっほっほっほ。あ〜金井君?どうなの、そっちは?」

「はい。ペーが釣りました。38です」
「ウキウキ。ウキウキ。ラッキーディー」
「もうちょっと頑張って、大きいの釣ってよ。金井君もね」

あとがき
「お疲れ。今日も疲れた」
「お疲れ様・で・し・た。皆さん」
「疲れた〜結局1バラシでした」
「金井君もかい。オレもだよ」
「皆さん残念でしたね。うぉっほっほっほ」
「ウキウキウキウキ。ラッキーディラッキーディ」
「今年もあったね。ラッキーディ」
「はい。お蔭様で。あとは秋です」
「おいおい。ずいぶん飛ぶね。あいだはどうなんだよ?」
「修行の日々です」
「なるほどな。う〜ん、やばいな。八郎までにオレは釣れるのか?」
「うぉっほっほっほ。釣れますよ。今日も惜しかったですから」
「腹立つな。金井君、次頼むよ、山田君の世話」
「ダメです。2週連荘で田植えです」
「あ〜そうであった」
「うぉっほっほっほ。来週は自分もダメなんですよ」
「え、何で?」
「病院へ行かなければならないので」
「あ〜遂に。股間が痛むわけね」
「違いますよ。母親の送迎ですよ」
「あ、そうなんだ。それも大変だね。オレはキムチに一人旅」
「それもいいんじゃないですか。うぉっほっほっほっほ」
「いちいち腹立つね。そのうぉっほっほっほっほ」
「いいじゃないですか。めったにないんですから。食事はサブでお願いしますよ。社長」
「はい。何でもしますよ。敗者ですから。先々週の金井君の分もありますから」
「うぉっほっほっほっほ、金井君、勝者だよ」
「はい、そうですね」
「ほら〜、みなよ金井君を。クールだし」
「いやいや。彼も心の中ではガッツポーズですよ」
「してませんよ」
「やっぱりね。山田君だけだ。じゃあまた来週」


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