たまには in タナゴ川(2011.07.04)
ピロリロリン♪
「お、ミミ先輩。なになに、たまには違うとこ行きませんか。タナゴ川なんていかがでしょうか?というわけなんだな、山田君」
「こんにちわ。社長。調子いいですね」
「やあ。山田君。ただいま3連勝中です」
「いいじゃないですか、たまには違うところも」
「そうね。好調が続いているようだし。ペーもヤナギも行きたがってたし」
「え!?2人も来るんですか?」
「はい」
「何か問題でも?」
「大ありの大アリクイだよ」
「また、それですか」
「だってさ〜送迎つきになるじゃん。山田君の」
「いや、行きますよ。社長の家まで」
「いいよ。どうせ通るし。じゃあ、そんなわけで迎えに行くから待っててね」
「わかりました。お任せください」
本日の登場人物
金井君。「久々ですね」「タナゴ川?」「はい」 |
山田君。「釣りますよ」「たまには実行してね」 |
ペー・ヨン。「今日も練習です」「じゃあ厳しくいくから」「いや、適当で」 |
ヤナギ。「釣りますよっ。操船お願いしますよ」「オレ!?」 |
私。「眠いんだけど」「ぺーが替わりますよ」 |
「着いたね。意外と近いよね」
「はい、高速道路が便利になりました」
「風、強くない?」
「ええ。めちゃくちゃ」
「予報だと、8m以上になるらしいよ」
「既にそんな感じですよね」
「な〜。でも先週までは釣れない人はいない位、調子良かったんだって」
「じゃあ、やってみますか」
「船割りはどうするの?」
「社長は、自分とペーで」
「あ、ヤナギとぺーね。で、山田君と金井なわけだ」
「うぉっほっほっほっほ。釣りますよ」
「無理だと思うけどね。これじゃあ…」
「うぉっほっほっほっほ」
「おいおい…なんか盛り上がってるよ」
「コダマしてますね。何かあったんですかね」
「どうせ十八番のエロトークだろ」
「ですかね」
「あ、出た。釣れた。回収中に」
「金井君、いいねえ。39cmだよ。勝者決定だね」
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「う〜眠い。あ〜眠い。も〜眠い」
「社長、寝てないんですか?」
「5分」
「5分!?一瞬オチタって感じですか?」
「それ。今日は送迎なんで、近くまで行って寝てたわけよ。山田君ちの」
「そこで5分ですか?」
「住宅街だから、エンジンかけっぱなしってわけにもいかないし。暑くて暑くて」
「ここまでは?」
「それは山田君に託した」
「じゃあ寝られたでしょ?」
「そこだよ!ナビがセットしてあるから、そのまま来ればいいものを、いちいち起こして聞くんだよ。山田君が」
「あははははは。ぺー以下ですね」
「ぺー頼むよ、操船。寝るから」
「はい、任せてください。キャスティングも一緒に練習します」
「あ〜そうしてくれ。いまのままじゃあ、オレの左より下手だよ」
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あとがき
「う〜、あ〜、もう上がった方がいい。危ないから」
「あれ!?うわごとですか?」
「いやいや。もう白波立ってて危ないから、そこで上がろう」
「あ、そうですね。ちょうど金井君たちも戻って来ました」
「よう!お疲れ。上がる?」
「上がりましょう。まだ、9時ですけど」
「デリっちゃう?」
「社長。そういうことはしませんよ」
「あ、山田君。図星なんだ」
「い〜え」
「馴染みのお姉ちゃん、ここまで来ないかね?」
「ええ。来ませんよ」
「なあんだ。つまんねえの」
「大体説明できませんから」
「そりゃあそうだね。ナビがあっても来れない人だから」
「あ〜参りましたね。この天気には」
「ヤナギもペーも3連休なんだろ?どっか行ってくればいいじゃん」
「そうっすね」
「あれ?行かねえの。さて、帰るか」
「はい。コンビニ寄って帰りましょう」
「山田君、運転は任せて、ぐっすりお休みください」
「いや。さっき十分寝ましたんで、帰りのトークは弾みますよ」
「山田君。着いたよ、家に」
「お、近いですね。早いですね。やっぱり」
「はい。高速道路がありますから、便利になりました。トーク全く弾まなかったね」
「うぉっほっほっほっほ。また来週」
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