シーバス!? in 加賀フィッシング(2010.12.20)

「こんにちわ。いよいよですね。久々のシーバス」
「やあ、山田君。何年ぶりかね?」
「ええ。確か1回目のプーのときなんで、8年位ですか…」
「ああ。そんなになるかねえ。で、またプー」
「ええ。困ったもんですよ」
「どうなの?その後」
「ええ。まあぼちぼちと。何時ですか?」
「ああ。5時半集合だね」
「え!?ここに…ですか?」
「はい。ここにです」
「え!?変じゃないですか、東京湾なのに」
「ああ、そうであった。実はね、延期なんだよ。シーバス」
「ええ〜。なぜ?」
「実は、ガイドの方から連絡があり、最低だから来るなと」
「マジですか…」
「はい。実話です。確かに例年今頃はみんな深場に落ちちゃって、小さいのばっかりになるんで、行かなかったじゃない。釣りに」
「そう言われてみれば。でも、それはスノーボードがあったからでしょ」
「ノンノンノンノン、モレシャンさん」
「モレシャンさんではありませんが」
「今年は暑くて海水温が高かったんで、まだいるってことだったんだよ」
「ええ。そう聞いてました」
「それがこの間の寒波で一気に、『行かなくちゃ♪深い海に行かなくちゃ♪』になっちゃったわけだよ」
「何ですか、それは」
「知らないの?井上陽水さん」
「『お元気ですか〜?』の井上さんですか?」
「そうその陽水さん、『お』がないと猪木さんになっちゃうから」
「『ダァ〜』ですね」
「そうだよ。ボンバイエだよ」
「結局、どうなるんですか?」
「ミミとヤナギには連絡して、シーバスは4月に延期ってなったわけ」
「なんで4月なんですか?」
「スノーボードとバスの狭間だよ。前に爆釣したのも、その頃だよ。魚のコンディションもぐっと上がるし」
「わ・か・り・ま・し・た。20日は結局お休みですね」
「ノンノンノンノン、山田君。加賀フィッシングに行くから。金井君と3人で」
「3人て、自分もですか?」
「当然です。なので、5時半集合」
「なるほど。前振りが長かったですね」
「そうなんだよ。だから、ロッド&リールの原稿も切られちゃうんだよ」
「そうですね。でも、その過程が楽しいわけじゃないですか」
「俺もそういう風に言ったら、『スペースの問題もあるので600字位で』って言われたよ」
「これで評判が良ければ、ページも増える可能性もありと」
「かな〜?でも、俺の文は句読点も多くて、困るらしい」
「わかりました。じゃあ3回目の原稿、頑張ってください」
「じゃあ、5時半ね。5時に来なくていいから」

本日の登場人物

金井君。「加賀は久しぶりです」「前より釣れるよ」

山田君。「先週はきびしかったですね」「だね。帰りたそうだったもん」

私。「4週連荘だね、山田君」「だいぶポイントが溜まりましたよ」

「先週よりは人が多いかな」
「そうですね、社長。50〜60人ってとこですか?」
「おそらく。ここで、この人数なら、のんびりだね」
「どうします?土管は既に占拠されてますけど」
「2号池の土手の前でいいじゃん。先週は魚が溜まってたし、誰もいないし」

「いやあ、山田君。いい天気だね」
「ええ。のどかですよ。先週とは大違い。
おかげで眠くなってきました」

「金井君、これ調子いいんだけど」
「何です?」
「バスディの管極シャッドだよ。
特にね、このヤマメカラーがいいんだよ。貸すから」

「社長、ほんとに釣れました。凄いですね、これ」
「だしょう。先週とパターンが変わったよ。
平べったいクランクとトップウォーター」

「ごはんにしませんか?」
「いいね。俺はおにぎり食べるから。
2人はレストラン行ってくれば」

「何してんですか?」
「見ての通りだよ、山田君。猫と戯る。
平和で良かったね、日本は」
「ええ。つくづく感じますよ」

あとがき
「お疲れ。結局、今日も最後まで」
「意外に疲れましたね」
「そうだろ。1日立っているし、うろちょろしてるし」
「金井君は、久々だからだよ。社長と自分は常連だから」
「あ、はい。意外に釣れましたね」
「そうだね。型は小さかったけど、良く引いて面白かったよ」
「社長はまたルアー持ってかれたでしょ」
「3つ取られた。ハンクルクランクとフラットクラピーと管極シャッド」
「次に備えて補充しないとダメですね」
「そういう山田君もでしょ」
「ええ。2個ほどいかれました。でへへへへ」
「おいおい、やめなさい。キャラクター違うから」
「でへへへへ」
「こらっ!ときに金井君、魚捌かなくていいの?」
「大丈夫です。オヤジがやりますから」
「え〜!?やったほうがいいんじゃない。血抜き位は」
「大丈夫です」
「そっか。じゃあ帰りはラーメン?それともイオンの店長に会いに行く?」
「あ、あのモグラ系の」
「金井君、毒舌だね」
「いえ。須田さんほどでは」
「確かに似てるよね。モグラ系でさぶクサイ」
「あ、はい。大いに」
「だから、店員の子が中性っぽいのが多いのかい?」
「絶対そうですよ」
「決め付けたね、山田君」
「ええ。間違いないです」
「よし、じゃあ見に行こう」
「ええ。金井君、聞いてみてよ『さぶ?』」
「なんで、自分なんですか。須田さん聞いてくださいよ」
「あ、はい」
「ほんとかよ。さて、山田君。遂に来週からは雪山なんだな」
「雪ないんでしょ?」
「たぶん降るから。イオンでソリ買って、一緒に行こうよ」
「須田さん、行きましょうよ」
「行・か・ね」
「たぶん来週は雪山です。開幕です。でも、ときどき山田君とプールです」
「ええ。釣りますよ!」


戻る

Copyright (c) 2010 WATANABE COMPANY. All rights reserved.
inserted by FC2 system