管釣り in キングフィッシャー(2010.09.21)

「今日は何人行くの?」
「13人ですよ、社長」
「ってことは、2人ただじゃん」
「そうなんですよ。5人1組でチーム割り引きですから」
「じゃあ、1人は御大で。もう1人はオレか?」
「ええ。年功序列的には。誰も異存ないと思いますよ」
「う〜ん。その年功序列ってのが気になるけど」
「まあ事実ですから、受け入れてください」
「事実ね。そうだわな。で、どんな面子だっけ?」
「はい。自分たちは、大下さん、金井さん、ペーの4人です」
「ほう。こっちは、御大、兄ぃにオレ」
「矢野君チームがいますよ」
「矢野君、笠原君に山田君か、あ、元アイドルも」
「あれ!?ソレガシさんは?」
「さぼりだから、単独で。支部長も単独で来るって」

「おはよう。あれ!?まだ、揃わないの?」
「おはようございます。ええ。遅刻者が」
「矢嶋君?」
「いえ、社長。自分はここにいます」
「お、こりゃ失礼。じゃあ誰?」
「はい、でかい車の人ですよ」
「社長、自分はいますよ」
「あれ、山田君でもない。ってことはでかい車、笠原君か」
「アタリです。でも、もう来ると思いますよ」
「すみませ〜ん」
「お〜来た来た。おはよう。じゃあ行くか」

「おはようございま〜す」
「あ、どうもご無沙汰してます。今日は皆さんで」
「はい、お世話になります。13人で来ました」
「ありがとうございます。連休の後なんで、ちょっと厳しいですけど」
「やっぱりですか」
「あとでいっぱい放流しますから」
「あ、是非、お願いします」

「大下さん、どうよ?」
「加賀より全然いいですよね」
「じゃあ、良かった」
「ええ、バスもできるし。
いいですよ、ここは。水も綺麗で」

山田さん。
「あれ!?社長。何で無視なんですか?」
「あ〜山田君、どうせ釣れてないでしょ」
「社長、見てくださいよ。これ」
「あれ!?でか。潜ったの?」
「し・ま・せ・ん・よ。そんなことは」
「メチャクチャ暑いから。てっきりそうかと思ちゃった」
「ケムですよ。ケム。金井君のマネをしたら、釣れました」

「箭竹さん、どうですか?」
「ぼちぼちね〜。柳沢君は?」
「え〜ま〜。それなりに」

「社長、釣れました?」
「山田君じゃないんだよ。釣ったよ。マス」
「じゃあ、次はバスですか?」
「だね」

藤田御大。
「釣れたんですか、藤田さん?」
「あ〜アワセてはいたよ。何回も」
「え!?じゃあ、まだ…」
「あ、釣れたよ。写真、写真」

矢野君。
「バスはダメっす、社長」
「そうだよ。せっかくはまったんだから、
マスやった方がいいよ」

「笠原君、どう?」
「マスの方がいいです」
「そんなにバスは厳しいの?」
「はい。金井さんだけですよ。釣ったのは」

「矢嶋君、連絡したの?」
「あ、はい。トイレで全部窓閉めて、電話しました」
「そうだよね。BGM流れてるし、
カッコウは鳴いてるし、バレバレだよね」
「あ、はい。でも完璧です」

西村さん。
「あ、キャスティング王だ」
「オレに任せておけば、安心だぜ」
「あ、飲んでる」

加藤ペーヨン。
「金井さん、これってどうやって投げるんですか?」
「あ〜ん!?ペー初めて?」
「はい。こういう竿とリールは初めてです」
「じゃあ、見てなよ」ビュン。ボチャ。
「こんな感じで」
「え!?1回だけ!?柳沢さん、助けて」

「矢島兄ぃ、どうですか?」
「かなり渋いですね」
「やべ。兄ぃが渋いんじゃあ、御大はどうなるんだ?」
「いや。大丈夫ですよ。放流しますから」

「金井君、一人調子良さそうじゃん」
「なんだか訳わからないうちに、釣れちゃいました」
「そのホシスズキは、この池に2匹しかいないんだって」
「マジですか。すげえ、オレ。
レッドペッパー早引きしたら、いきなり釣れました」

「柳沢君、バスどうしたい?」
「諦めましたよ。マス、マスですよ」

あとがき
「結局、蛍の光がなっちゃいましたよ。社長」
「まあ、始めたのが8時ちょっと前だからね。9時間なら普通だろ」
「暑かったですね、今日は。朝はあんなに涼しかったのに」
「なあ。朝、みんな、オレの姿見て、『馬鹿じゃねえの』って言ってたろ」
「ええ。当然じゃないですか。一人真夏なんですもん」
「実は俺もやっちゃったかなって思ったんだよ」
「でしょ。でも、すぐですよね、暑くなったの」
「ヤナギもミミも真っ黒だぜ」
「いやいやいやいやいや。社長が一番ですよ」
「そうか!?山田君のクチビルはどうなった?たらこになってない?」
「何ですか?社長。たらこがどうしたとか、言ってません?」
「言ったよ。大丈夫?」
「ええ。おかげさまで。無事です。藤田さんはどうだったんですか?」
「本人に聞いてみなよ」
「僕?僕は57だから」
「御大。年は聞いてませんから。それ去年もやりましたよね」
「ええ。そうだったかな〜!?」
「そうです。今年はかなりアワセてましたよね?」
「何言ってるの、社長。魚も釣ったじゃん」
「あ、失礼しました。確かに釣ってました。しかもベイトロッドで」
「そうなのよ。一昨日、宇佐美君がリールを整備してくれたお陰で、爽快だった」
「結構、飛ばしてましたよね?」
「そう。お陰で昨日の的当ては飛び過ぎ」
「いい言い訳ですね」
「でしょう?困るんだよ、宇佐美君。適当にやってもらわないと」
「レッドキングの好意が仇となったわけですね」
「いやあ。そういう言い訳は苦しいよね」
「大丈夫です。誰もレッドキングのせいだと思ってませんから」
「あ、そう。また来年かな」
「毎年、言ってませんか?」
「何言ってるの?社長。1回は2位になったし、一昨年は敗者にもなったんだから」
「次は勝者ですか?」
「それしかないでしょう」
「ヤナギ、何とかなんねえのかい?」
「あ〜弁当だったら、なんとか」
「それでいいんじゃねえか」
「え、何?弁当?あれはやめてよ、盛りが多いから」
「あれはですね。もう4回目なんで、弁当屋のお姉さんがノリノリで大盛りなんですよ」
「社長、藤田さんのだけは、ほんとにご飯だけにしましょう」
「あ、それはいいね」
「え、何?」
「いやいや、なんでもないです。また来年ですね」
「必ず呼んでよ、また来るから」
「はい。是非」
「そうね、みんなも楽しみにしてるから。お願いしますよ」
「じゃあ帰りますか」
「お、このあとは、恒例佐野ラーメン、だよね、大下さん?」
「ええ。共栄さんでお願いします」
「OK牧場〜」

お礼
画像をたくさん提供して頂き、どうもありがとうございました。
矢島さん、矢嶋君、とても助かりました。by 部長

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