第4回水面狂会チャリティ親睦会(2010.09.20)

「どうも〜柳沢で〜す。金井さん、いよいよですね」
「なんだよ、ヤナギ。社長みたいな出だしで」
「ええ。社長が何もしてくれないんで。ちょっと、らしく」
「何にもしてねえわけねえだろ」
「いやいやいやいや。準備の話じゃなくて。今日の仕切りの話です」
「あ〜。『2人でやれ』って言ってたよな〜」
「ええ。でも、大丈夫です。強烈な助っ人を社長が付けてくれましたから」
「誰だよ?」
「MCジャーマネ」
「え〜!?ジャーマネ!?藤江さん!?」
「そ。うってつけじゃないですか」
「あ〜だから、さっきからハンドマイク持って、うろちょろしてたんだ」
「ええ、そうなんですよ。職場でもあのハンドマイク愛用してたようですよ。社長のものなんですけど」
「いいんじゃね。やってくれるなら」
♪ピーヒョロヒョロロ♪「みなさ〜ん、あつまってくださ〜い」
「ほら、ね。金井さん、完璧じゃないですか」
「うん。完璧」
♪ピーヒョロヒョロロ♪「おはようございま〜す。受付しま〜す。今年も2千円です。募金もお願いしま〜す」
「よう、MCのジャーマネ」
「何ですか?社長。警備の人はまだです」
「あ、そう。そうじゃなくて、募金はいいよ」
「え、それじゃあ」
「いいよ。いいよ。ジャーマネから貰うから」
「キビシー!」
「MCの方、『今年は参加賞で狂会手袋が付きます』って言ってください」

「え!?どれどれ?これ!?」
「ええ。社長の手作りです」
「柳沢君?」
「何ですか、西牧さん」
「今年は参加賞、手袋だけなの?」
「え!?不満ですか?社長、西牧さんが何か言ってますよ」
「あ〜何かな?もめごとは」
「いえいえ。参加賞は手袋だけ?って聞いただけですけど」
「いいじゃない。手袋だけだって。大変だったんだよ、印刷するの。3時間かかったんだよ」
「そうですか。ご苦労様です。で、以上なわけですか?」
「たわけたことを言うなよ。ちゃんと用意してあるよ、旦那用のいけてないヤツ」
「あ、じゃあ安心ですね」

第一部 水面狂会杯
準備篇
午前5時00分、集合。

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「はい、出船順のくじ引きしま〜す。16艇が5分おきで出るから、最後の艇は7時過ぎです。強運はだれかな〜。柳沢君、用意はOK?」
「はい。準備万端です」
「去年最後だった高橋さん組からどうぞ。ハイ、ありゃあ、今年もやっちゃいましたね。後ろから2番目です」
……
「お〜っと矢野君1番を引きました!」
「ここ一番で抜群の引き魅せる旦那西牧先輩、御大組は何番ですか?おっとやりました。どんじり16番手です。いいですね」
「うるせえんだよ。藤江」
……
「ヤナギ、自分は2番出なんで、後は頼んだ」
「マジで〜。いいなぁ金井さん。社長に働いてもらうから、っていうか、みんな率先して手伝ってくれてるんで、心配無し」

午前5時30分、大会開始。


矢野君、笠原君組。

ミミ金井、ふみ斉藤、飯塚さん組。

杉森さん、川島さん組。「ハンドコン1本じゃあ、操船大変そうですね」

大下さん、荒井さん、鎌田さん組。

「稲村さん、矢島兄ぃ、座礁ですか?」

高柳君、大谷あんちゃん組。

深野さん、新藤さん組。

ムッシュ高橋さん、遠藤さん組。

西牧先輩、藤田御大組。

ソレガシ西村さん、矢嶋君組。

関根さん、まる公荒井さん組。

EDWIN新井さん、山田君組。

柳沢君、ペーヨン組。

箭竹さん、古宮さん、野口さん組。

稲村さん、矢島兄ぃ、部長組。

「深野さん、陸っぱりですか?」

釣られたバス篇

6:41
川島さん。
ルアーは、もちろんダグワークス。
「初参加なのに、凄い!」
6:46
ふみ斉藤。
7:00
柳沢君。
8:12
矢島兄ぃ。
「ルアーは、ダグワークスのバッタです」
8:27
矢野君。
「今季、初バスっす」
9:16
大下さん。
「ルアーは、大吉プロトの
シングルスイッシャー」
9:25
柳沢君で2匹目。
9:57
EDWIN新井さん。
10:24
関根さん。
「ルアーはチェスト114の
フラップテールマウス」
11:24
部長。
「ルアーは、コアユ」
??:??
真空佐藤さん。
「ルアーは、コアユ?」
??:??
矢嶋君。
「ルアーは、ニューDOG−X?」

給食タイム篇

ホカ弁とお茶付きで、小学校の運動会のノリ。

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「みなさ〜ん、ご苦労様でした。全員戻ってきましたよね?じゃあ、楽しい給食の時間で〜す」
「じゃあ配りますから、並んでください。社長、アタリ臭いのがここにあるんですけど…」
「何で分かったの?ヤナギ」
「だって、これだけ、ソースとか箸とかが別にしてあるんですけど」
「う〜ん。まずいな。いまとなっては俺もわからない。が、非常に怪しい」
「部長にやっちゃいますか?」
「ああそうしろよ、グランドスラム狙うとか言っていたから」

「弁当で大アタリは、やっぱり部長。
一昨年の勝者、去年の敗者に続いて、今年も凄いですね」
「…」
「おかずは、ふりかけだけですから」
「マジで…さみしい。あ、下からおかずが出てきた。
ご飯の量が通常の倍ある」

「弁当で大アタリ賞は、剣2本と印籠に女穴筒。
女穴筒は奥さんが相手してくれないとき、
使ってレポートするように。部長」
「…」
「あ〜部長、動画で撮るから使ってみて」
「ほんとに撮れよな、ソレガシ」

表彰式篇

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「49cm。優勝は大下さんです」
「え〜2回目なんですけど、今回も辞退しま〜す」
「いいですね〜大下さん。
先輩にも見習って貰いたいですね」
「うるせえんだよ、藤江」

「ってことは、48cm。優勝は関根さんです」
「いいんですか。嬉しいです。
ありがとうございます、大下さん」

「40cm。2位はふみ斉藤です」

3位は相澤さん。35cm。
4位は柳沢君。34cm。
5位は川島さん。32.5cm。
6位は矢島兄ぃ。31cm。
7位は大谷さん。28cm。
8位は矢嶋君。27cm。
9位はEDWIN新井さん、矢野君、部長。25cm。
12位は真空佐藤さん。19cm。
13位は笠原君。17cm。
14位は遠藤さん。15cm。

皆さんお待ちかねの抽選会篇
♪ピーヒョロヒョロロ♪
「藤田御大がくじを引き、配ってあるしおりの番号を持つ人がアタリ。
最後に引かれた人が本日のイケテナイ奴。って具合なのは、去年通りです」




1番くじは古宮さん。

2番くじは矢野君。

3番くじはEDWIN新井さん。

4番くじは井野君。

5番くじは関根さん。

6番くじは川島さん。

7番くじは社長。

8番くじはふみ斉藤。

9番くじは佐藤さん。

10番くじは藤田御大。

11番くじは西牧先輩。

12番くじは山田君。

13番くじは柳沢君。

14番くじは笠原君。

15番くじは矢嶋君。

16番くじは加藤ペーヨン。

17番くじは大谷さん。

18番くじは杉森さん。

19番くじは相澤さん。

20番くじはミミ金井。

21番くじはまる公荒井さん。

22番くじは飯塚さん。

23番くじは荒井さん。

24番くじは鎌田さん。

25番くじは野口さん。

26番くじは矢島兄ぃ。

27番くじは、俺、藤江。

28番くじは部長。

29番くじは箭竹さん。

30番くじは深野さん。

31番くじは遠藤さん。

32番くじは高柳君。

33番くじは稲村さん。

34番くじは新藤さん。

35番くじはソレガシ西村さん。
♪ピーヒョロヒョロロ♪
「さ〜みなさん、ここまで来ました。残るはお2人です。ムッシュ高橋さんと大下さんです」
「あ〜大下さんは、何番なの?」
「いえ、藤田さん。それは言えません」
「あそう。じゃあいくよ」
「どうぞ!あ〜残念。ムッシュ高橋さん、昨年に引き続きブービーです」

36番くじはムッシュ高橋さん。

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「ということは、今年の栄えある敗者は大下さん」
「イェーイ!やった〜嬉しい〜」
「大下さんは優勝を辞退して、勝ち取った敗者の証。
謙虚な気持ちがここに出ましたね。それに引き換え先輩。
あ〜あ。見習って貰いたいものですね、大下さんを」
「うるせえんだよ。藤江」

第二部 キャスティング大会
♪ピーヒョロヒョロロ♪
「今回から、的までの距離は10mになりました。入りそうですね。皆さん。
練習2投。本番は3投して数多く入れた人が勝ち。は去年と同じです」

予選中

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「予選結果をお知らせします。1回命中の方が8人です。
エ〜、川島さん、杉森さん、オレ藤江、相澤さん、深野さん、ソレガシ西村さん、ミミ金井、稲村さんです。 早速決勝戦をやります。ここからはサドンデスです」

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「なんと、なんと、キャスティング王は、ソレガシ西村さん。
賞品は某有名ジーンズメーカーのバンブーキャスティングロッド。
副賞はなぜかヘラバッグ」
「嬉しい〜。この竿欲しかったんだよ〜」

記念撮影篇

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「最後に記念撮影しま〜す。
去年、敗者の部長はマスク着用ですよ」

〆篇

♪ピーヒョロヒョロロ♪
「柳沢君、社長呼んで来て」
「社長、出番ですよ。遂に」
「オレ!?MCにやらせろよ」
「いえいえ。最後の〆は社長じゃないと。エンターテイナーなんですから」
「そう。じゃあ、今年も無事終了で〜す。みなさんのご協力に感謝しま〜す。 最後になりましたが、毎年遠方よりお越し願っています、藤田御大。初参加の川島さんに盛大な拍手〜」
無事、終了。

おまけ篇

上、勝者の証。
「社長、勝者の証は渋いですね。何かわけありなんですか?」
「ヤナギ、良く聞いてくれたよ。実は、『カクカク云々だから、こういう風にしてね』って伝えたわけさ」
「ということは…」
「そう。全く、無視」
「あはははははは。らしいですね」
「あ〜らしいよ。人の意向は無視。全て自分の都合」
「はい。カッコいいから、いいですか」
「はい。オレもそう思うよ。関根さん、おめでとうございます」
「おめでとうございます」

 

下、敗者の証。
「こっちも力作ですよね、社長」
「わかるかな?手書き」
「いや。1m離れるとわかんないです。爽やかでいいですよ」
「実はマジックで全部書いたんだよね」
「え!?マジック!?手書き!?全部ですか!?」
「そうだよ。ほんとうならば、全く同じ色合いで旦那が塗るはずだったんだよ、勝者の証に」
「なるほど。ちょっと見は敗者も勝者も同じ」
「なんだよ」
「近くで見ると、あれ〜!?ってオチだったわけですね」
「アタリ」
「完全に無視ですね。何にも合ってないですね」
「ブランクと部品は一緒だよ」
「とても残念ですね。流石、西牧さん。でも、大下さんは初めから狙ってましたよ」
「ほんと!?じゃあ良かった」
「はい、おめでとうございます」

あとがき
「終わりましたね、金井さん」
「ヤナギもお疲れ」
「今年も盛り上がりましたね、15人も釣ったんで良かったですね」
「オレは釣ってねえよ」
「そんなこと言われても。自己責任ですから」
「まあな。意外にMCが大人しくねえ?」
「ええ。勝者も敗者もインタビューが全くなかったです」
「だよな。あんまり言うと、『お前らやれ』って言われるから、いいか」
「ええ。なんなら、また社長にやってもらえば」
「なんだって!」
「あれ、聞こえました?社長」
「聞こえたさ〜。耳はいいんだよ、まだ。目は見えね〜けど」
「また、来年もお願いしますよ」
「なんだよ。終わったばっかりなのに、もうその話?」
「ええ。そうなんですよ」
「いや。今年も良かったよ」
「準備はソコソコ大変だけど、現場に来ちゃうと、みんなの動きは軽いからいいですよね」
「笑っちゃうのがさ〜、ムッシュ。去年は最後で今年は最後から2番目の出船だから、手伝いっぱなし」
「遠藤さんもですよね」
「そう。笑ちゃあ悪いけど、笑ちゃったよ」
「ムッシュさんは、去年は部長に敗れてブービーでしたよね。今年は大下さん?」
「な〜ほんとお気の毒だよ。真のイケテナイのは、ムッシュだよね」
「いや、ほんとお気の毒です。でも、楽しかったと思いますよ」
「だったら、いいんだけどね。こればっかりは、引きの強さだから、なんともならないし」
「ええ。そうですよ。恨みっこなしです」
「そうか。御大を恨んで貰おう」
「あははははは。いいですね」

「さて、オレ達もあと何回だい?」
「う〜ん、この調子だと、11月まで行けますよね」
「だな。今日も暑かったし」
「いつものMVPレースはどうでしたっけ?」
「これがデッドヒート。オレ、金井君、ヤナギが3勝、山田君、部長、兄ぃが2勝だよ」
「え〜。山田君もですか!?」
「そうなんだよ。今年はフル参戦だから、当然といえば当然だよね」
「ヤバイ、だれにもチャンスあり!」
「社長の連覇は阻止しますよ」
「賞品は、川島君に頼んでスペシャルって事にするか」
「いいですね。旦那西牧さんは絶対無理ですから」
「だろ。じゃあ来週をお楽しみに〜」
「社長、あしたもありますよ。御大が一番楽しみにしている管釣りが」
「そうであった。明日、釣れるんかね〜!?3連休のあとだよ」
「社長、そんなこと言わないでくださいよ」
「ちょっと心配だけど、お楽しみに〜」

追伸
「柳沢君、募金送ってきたよ。宮崎県に」
「早いですね、おいくらですか?ちなみに」
「¥36,000送った」
「多くないですか?」
「募金分と参加費からも入れたかね」
「いつもすみません。なんの、ナンノ、南野陽子ですか?」
「言わねえよ、そんなこと」
「え〜!?言ってくださいよ」
「そう。じゃあ、なんの、ナンノ、南野陽子〜」
「あ〜あ」

お礼
画像をたくさん提供して頂き、どうもありがとうございました。
新藤さん、とても助かりました。by 部長

追々伸
大会で釣った画像を全部載せたいので、渡していない方は社長に送ってくださ〜い。
できれば釣った時間も。ご協力感謝しま〜す。by 部長


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