灼熱第2段 in 鬼牧川(2010.08.30)

「こんにちわ。暑いですね。毎日」
「やあ。山田君。ほんと暑いね」
「ええ。職安通いも厳しいですよ」
「いいんじゃない。涼しくて。エアコンばりばりでしょ」
「ええ。公的機関なんで。その辺は」
「あ、先週、俺がいない隙に釣行記ジャックしたでしょ」
「ええ。おかげさまで。あれは大変ですね」
「いやいや。なかなか好評だったけど」
「そうですか」
「どう、連荘で?」
「いえ。それは、もう。あ、釣ったらやりますよ」
「じゃあ、もう終わりだね〜。で、例によって、月曜の話?」
「そうです」
「たぶん、第2段だよ」
「あ〜リベンジですね」
「だね。あの人の多さはまいったし。今度は大丈夫でしょ」
「面子的なものは?」
「俺、山田君、金井君に兄ぃの4人だよ」
「いいじゃないですか。じゃあ、現地に4時半ですか?」
「うぉっほっほっほっほ。その通り」

本日の登場人物

金井君。「先週は疲れました」「だろうね。今週はもっとだよ」

矢島兄ぃ〜。「久々ですか?」「はい、楽しみです」

山田君。「釣・り・ま・す・よ、先週並みのヤツを」「無理だね」

私。「今日は、秘密兵器あるから」「え!?ちいちゃいルアーでしょ?」

「おはよう。4時半だと暗いんだね」
「おはようございます。社長、もう下ろしている人いますよ」
「え!?ほんとだ。ゴムボート」
「ええ。上っていきましたよ」
「はぁ〜こんな暗いうちから。危ないよね〜」
「ええ。それに見えないから、つまんないですよ」
「うぉっほっほっほっほ。その通り」

「おっ!やっとのりました〜。けど、ちいっさぁ〜」
「ほんとですね。みんな10代」
「ヤバイですね。新小物釣り師ですか」
「ルアーはなんですか?」
「TDポッパーとトレジュとレッドペッパーです」

「アタリはあるのに、全然のらないんですけど」
「じゃあ、秘密兵器の投入じゃないですか?」
「よっしゃ。今は誰でも買えるメガバスの小鮎」
シュッ。ペシ。ピュンピュンピュン。ピュンピュン丸。
「おっ!吸い込んだ。やけに引く」
「社長、でかいですよ。42ありますよ」

「きたぁ!あれ!?やっちゃった?」
「やっちゃいましたね。14cmです」
「やっぱ真の小物釣り師か」

「おっ!のりました。小さいけど、サイズアップ」
「そうですね。24ですか」
「ルアーはまたしてもトレジュです」

あとがき
「やあ、お2人。橋の下にお早いお着きだね」
「はい。さっぱり釣れないんで」
「え!金井君が。山田君じゃないの?」
「ええ。2人ともです」
「じゃ、寝るか」
「社長、いい考えですよ」

「寝たね〜1時間」
「ええ。社長のスイッチは凄いですね。『寝る』って言ったら、2、3分ですよ」
「いいでしょう。いつでも、どこでも、だれとでも、ね〜山田君」
「い〜え。男に興味はありません」
「そうなんだ。そうは見えない」
「いえ、社長。みなさんが勘違いするんで」
「それにしても、今日は小さかったね。アタリは10発近くもあったのに」
「ほんとですよ」
「山田君、俺と兄ぃは見てたよ」
「何をですか?」
「え〜。コテカをねちねちと。そしたら、ドカンと出たじゃない、いいサイズが」
「あ〜あれですか」
「そう。それそれ。慎重にアワセてのせたのに」
「ええ。そうなんですよ」
「自慢気に余裕こいてるから、ばれちゃうんだな」
「そうですよ。あの竿のイナシがいけないんでしょう」
「ですかね。今日の勝者は社長ですか」
「おっ。久々いいね。でも、時間も時間だから、コンビニのアイスで解散しましょう」
「わ・か・り・ま・し・た」
「で、来週は?」
「はい。いよいよ大会に備え、下見じゃないですか?」
「あ〜。そうであったね。大変だなあ、準備が」
「うぉっほっほっほっほ。手伝いますよ、ねえ、金井君」
「はい。ヤナギも呼んで」
「うぉっほっほっほっほ。アイドルもね」
「だそうで〜す。また来週〜」


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