こんにちわ、山田です in タナゴ川(2010.07.05)

「こんにちわ、雨ばっかりですね」
「いらっしゃい。幻のツチノコハンター、山田さん」
「ええ。なかなか見つかりません」
「そりゃそうだよ。幻だからね」
「ええ、まだスポンサーもついていないんですよ」
「そりゃあ、一生無理だよ」
「うぉっほっほっほ。で、月曜日はどんな感じですか?」
「毎度おなじみのメンバーです」
「ほう。金井君、社長に自分ですか?」
「もう一人。柳澤君」
「ほう!ほう!ってことは、船割りはどうなりますか?」
「うぉっほっほっほ。俺と金井君と柳澤君だよ」
「え!それはないでしょう…一人じゃないですか」
「♪一人じゃないって〜♪」
「もしかして、真理さんですか?」
「当たり。芳村さんではありません」
「『どーもー』の芳村さんですか?」
「正解!自分のタックルボックスを眺めてください」
「うぉっほっほっほ。で、どうなんですか?」
「どうもこうも、一人じゃ何もできないでしょ。まず、現場にいけないし。どうにか辿り着いたとしても操船できないし」
「ええ。まぁ。そんな感じですか」
「はい、じゃあお迎えにあがりますから」
「あ、そうですか。お願いしますよ。うぉっほっほっほ」

「…というわけなんだよ、金井君」
「『ほう!』って何ですか?」
「あ〜、元ほうほう星人、今ツチノコハンターの人だよ」
「じゃあ、現地に4時で」

登場人物

金井君。「金井君、どう?」「あ、ハンターの方ですか?」

柳澤君。「あ、獲れました?」「な・に・が!?」「いや、あの、ツチ…」

山田君。「釣りますよっ!」「毎回聞いてます。なかなか実行されません」

私。「毎年、今頃はキツイね、山田さん」「ほう!ほう!」

「金井君、メンチ食べる?」
「はい」
「何、マジに答えているの?」
「はい」
「ちょっと遅れるから、先にやってて」
「ツチノコ見つけたんですか?」
「そう。なわけない。大体見つけたら、言わないし」

「おまたせ、金井君」
「ツチノコは見つかりました?」
「いや。まだだね。濁ってない?」
「ちょっと」
「大丈夫ですよ、山田さん」
「あ〜柳川君。須田だから、須田」
「あ〜柳澤です。山田さん」

「王様みたいですよ、社長」
「そういう山田さんは、シモベ?」

「ほら、くたぁ〜ってしてるから、柳澤君が釣ちゃったじゃん」
「ほう!ほう!ほほう!柳川君がですか」
「あ〜電話してみたら?」
「もしもし、柳川君?釣ったの?え!釣ったの。
サイズは?え!29。もう電話切るから。ですって社長」
「あ〜勝者決定かな」

あとがき
「お疲れ様でした。みなさん」
「お疲れ様でした、山田さん」
「なに!柳川君。金井君はどうなの?」
「金井さんはですね、よそ見しててルアーがなくなったのも気付かずでした」
「何してるの!?金井君」
「ほう!ほう!ほうほう!」
「牛追いじゃないんだから、そんな風には言わないよ」
「そうなんですか。須田さんはどうだったんですか?」
「うぉっほっほっほ。2回も出たよ」
「凄いじゃないですか」
「馬鹿にしてない?金井君」
「い〜え、そういうわけでは」
「メンチ食う?金井君」
「はい」
「じゃ来週ね。今日の勝者は柳川君ですよ、社長」
「そうだね。誰も釣れてないし。飯はどうする?」
「いや〜、食べちゃいましたから」
「じゃあ、コンビニでアイスでも食うか」
「はい。じゃあ、それでお願いします」
「アイスは30円までにしてくれよな」
「え!?セコ過ぎないっすか?」
「セコイってよ、山田君」
「いやいや、社長が言ったんじゃないですか」
「じゃあ、よっちゃんイカも付けていいよ、ヤナギ」
「え!?イカですか…」
「なに?不服なの?それ以上ダメだよ」
「セコイ。山田さん」
「じゃあ、これがいいんじゃないか。コンビニスイーツ」
「あ、ありがとうございます。これがいいです」
「じゃあ、一人140円ですよ、社長」
「悪いね、柳澤君」
「いえ、大丈夫です。飯食べちゃったんで。かえってこっちの方が」
「うぉっほっほっほ。良かったじゃない、柳川君」
「あ、はい。ありがとうございます」
「来週も来るから。来週はこうはいかないから」
「あ、自分も来週参加です、山田さん」
「うぉっほっほっほ。楽しみですね。皆さん」
「うぉっほっほっほ。また来週」

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