祝!グリップ復活 in 小鮒川(2010.05.31)

「こ・ん・に・ち・わ。須〜田っちですよ」
「自分で言うかよ。こんにちわ、山田君」
「月曜日はどんな感じですか?」
「どんなもこんなもないよ。こんな天気では」
「川は全滅ですか?」
「はい。硫黄島です」
「あ、玉砕ですか」
「うむ。悲しい話だね」
「では、どこに?」
「そこだよ。天国を求め、いざ行かん。小鮒川」
「そんな大げさなんですか」
「せめてテンション位は上げないと」
「ということは、自分はどうしたらいいですか?」
「行きますよ。送迎付きですよ。面倒くさいけど」
「じゃあ、お願い致します」

「…というわけなんだな、柳澤君」
「じゃあ、現地に4時でお願いします」

本日の登場人物

ヤナギ。「ここは相性がいいんで」「どうせギルだよ」

ミミ金井。「今日は後輩のお守りです」「今年は48も釣ったし、今年はもういいんじゃねえ」

杉山君。「初めてです。楽しみです」「先輩に全てを任せれば安心だから」

矢島兄ぃ。「八郎潟予行演習第2弾です」「八郎に似てますよ。場所的には」

山田君。「あ〜釣りますよ」「まあ、カエルでも何でも釣ってください」

私。「山田君のお迎えでろくに寝られなかったよ」「うぉっほっほっほっほ。帰りもよろしくお願いしますよ」

「あ〜着いたね。悪いね、遅くなっちゃって」
「あ、おはようございます。何かありました?」
「山田君がコンビニに2回も寄ったんで。しかも愚図だし」
「うぉっほっほっほっほ。いっぱい買いました。2千円超えちゃいましたよ」
「どうでもいいけど、えらく濁ってない?」
「何日か前の雨のせいですかね?」
「だと思うよ。その前の土曜日に遠藤さんが来たときは、濁ってなかったって言うし」
「やばいですね」
「さっさと下ろして戦闘開始」

「あそこのオーバーハングはいつも釣れっから、兄ぃどうぞ。山田君じゃ無理なので」
「すいません。じゃあ頂きます」
びゅーーん。ジャボ。シャラシャラ。ガバッ!
「出たけど、カエルくさい」
「間違えなくカエルだと思います」
「あ、ばれた。良かったぁ〜バーブレスで」
「やばかったですね」
「ええ」
「今のが山田君なら」
「ええ。完全釣ってます・よ」
「いやいやいや。入らないから。無理でしょう」

「どうかね?そっちは」
「あ〜アタリはしょぼいのが何回か。そちらはどうですか?」
「兄ぃにカエルが。俺にギルみたいのが1回づつ」
「山田君はどうなんですか?」
「まあ例によって、完全無欠のノーバイト。キャスティングはうまいよ」
「社長。褒められた気がしないです」

「社長、シンキングペンシル投げないんですか?」
「あ、そっか。じゃあそのナニが入っているバッグ取って」
「え!?どれです。これ?」
「違うよ。それはコールマンじゃん。さっきコーヒー飲んだでしょ」
「ええ。どん衛兵も食べてましたね」
「ない?その辺に。青いバッグ」
「ええ。見あたりませんけど」
「やべ。家に置いてきたくさい」
「あ!社長。あそこにゲーリーのグラブがひっかっかってますよ」
「ほんとだ。兄ぃ。ナイスな発見。しかもジグヘッド付き。カラーNo.156チャートライムフレーク。完璧」
「いいのがありましたね」
「はい。1個しかないんで大事にしないと。おっ!あたってる。ギルくさい」
「のりました?」
「じぇんじぇん」

「あれ!?社長。グリップ直ってるじゃないですか?」
「いいでしょう。完璧ストレート強化バージョンに変身。
名付けて、『帰って来たキャスパーグリップ』だよ」
「格好いいじゃないですか」
「だしょう。強化したんで、25g重くなっちゃったけど。
それでも皆のよりも軽いよ」
「じゃあいよいよ。千投ですか?」
「はい。『時間ですよ』」
「またそれですか。わかんないですから」
「学習して来いよ」
「してくるもなにも、話が飛び過ぎちゃって、
学習のしようがありません」
「まあ、それが持ち味だから。あ〜あ、風びゅんびゅんだね。今日も」
「はい。あそこに上陸して寝ますか?」
「いいね。早速」

あとがき
「あ〜良く寝た」
「かなり焦げましたね」
「全く。急いで戻るか」
「はい。そうしましょう」
「あれ!?あそこにいるのは柳澤君たちだ」
「あ〜そうですね。まだ、あそこにいたんですね」
「よう〜!そこの木の下ガンガン攻めてみて」
「あ〜わかりました」
びゅーーん
「もっと奥だよ」
「じゃ、金井さん」
びゅーーーん。ジャボ
「そこそこ。丹念にね」
ガバッ!?
「おわ!のった」
「ばらすなよ。手足があるから」
「あ〜っ!ばれました」
「んだよ。ばれちゃったの。やっぱ手足でもがいたから」
「え〜!?バスみたいに見えましたけど」
「そんなわけねえよ。兄ぃも俺もカエルだったよ」
「いえ。間違いなくバスです」
「ほんと。そりゃ残念でした。撤収するかい。風も強くなちゃったし」
「はい。あがりましょう」
「杉山君、どうだったい?」
「楽しかったです。また、お願いします」
「今日、アタリがなかったのは山田君だけだね」
「いやいや社長。杉山君もそうじゃないですか」
「見てなかったの?杉山君は1金井だよ」
「うぉっほっほっほ。釣ってましたね。そう言えば金井君を」
「良かったですよ。Tシャツだけで済んで」
「ほんとだね。じゃあ7日かい?次は」
「いや。自分は八郎まで行けないです」
「そっか。柳澤君は休みがないんだね」
「代わりに加藤ペ〜ヨンが来ますよ」
「アイツか〜。容赦しねえぞ」
「何とかなんないんですかね。この状況の悪さ」
「全くだね。まあ晴れ男のペ〜ヨンに託すとして、また来週!」


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