祝。解禁 in 鬼牧川(2010.04.26)

「こんにちわ。社長。いよいよですね」
「あ〜こんにちわ。山田君。遂にだね」
「ええ」
「遂にスノーボードも最終回だよ」
「え!?そっちですか…」
「すみません。違います。そっちはもうだいぶ前に終わっちゃいました」
「そうですよね。強制でしょ?」
「強制です。なので、荷物が川まで運べない」
「大丈夫ですよ。いっぱいいますから」
「お願いしますよ。車に積むのは大丈夫だから」
「他のメンバーはどなたで?」
「う〜んと毎年同じ、金井君、柳澤君、ソレガシにカトちゃん」
「カトちゃんってのは?」
「期待の新人。藤江さんとこのメカニックだよ」
「あ〜一緒にスノーボード行ってた彼ですか」
「はい。器用なヤツだから、釣りにはなると思うけど」
「じゃあ、金井君と柳澤君の船に乗るわけで」
「そうです。こっちはエロエロトリオだよ」
「うぉっほっほっほっほ。トリオではありません。ソレガシ単独です」
「いやいや。どうせのせられちゃうから」
「じゃあ、時間は現地に4:30ですか?」
「いや。刻んで4:40にしよう」
「わ・か・り・ま・し・た」

「…というわけなんだよ。柳澤君」
「刻みましたね。4:40ですか?」
「この10分が貴重なんだよ」
「あははははは。お願いします」
「うぉっほっほっほっほ。お願いされましょう」

本日の登場人物

ミミ金井。「祝、解禁だね」「ええ。どうなんですか?」「ダメだろう」

ヤナギ。「去年の解禁はひどかったです」「そら、今年も一緒だよ」「え〜またですか」

カトちゃん。「いよいよデビューだね?」「はい。闇練してきました」「そら楽しみだ」

山田君。「来ましたよ、社長。2人で」「エロエロコンビでね。俺は参加しないから」

ソレガシ。「そんなこと言わないでさ〜3人で楽しくやろうよ」「んだよ、酔っぱらい」

私。「体調が悪いんだけど」「大丈夫だよ。社長なら」

「おはようございます。社長。早いですね」
「そらそうだよ。矢嶋君いないから」
「あははははは。確かにですね」
「おはようございます」
「あ、山田君とソレガシはシラフ?」
「当たり前じゃない。大人だもの」
「いやあ。その言葉忘れないでね。じゃあとっとと下ろして、いざ行かん」

「社長、寒くないですか?」
「めちゃめちゃ寒いよ。真冬の装備なのに」
「ということは、厳しいですかね?」
「完敗だと思いますが。それよりも、眠いんですけど」
「…」
「…」
「無視かよ。じゃあ、もうちょっと頑張るか」
「あっ!社長、今出ませんでしたか?」
「出たよ。ルアー食い損なったみたい。もう一回投げる」
「ダメですね」
「はい。ダメだね。目標達成したから、今日はこれで終わりだろ」
「え。これからでしょう」
「いや。もう無理。あそこで寝るから」

「皆さん、こんにちわ。加藤です。
僕はブラックバスを見たことがありません。
今日はどうですかね?柳澤さん」
「え〜俺かよ。金井さんに聞いてよ」
「どうなんですか?金井さん。
僕は生ブラックバス見られるんですか?」
「今日は…ダメだよ。って言うか、ずっとダメだよ」
「そうなんですか?そんなに釣れないの?」
「いや〜そんなにひどくはないんだけど、今日は状況が悪いから」
「ヤナギ。もうちょっとはっきり言った方が、いいんじゃねえか?」
「ナンスカナンスカ、金井さん。そのはっきりって言うのは?」
「カトちゃんね〜。金井さんはこの場所と相性が悪いから、否定的なの。
でも、俺は相性がいいから、来週は釣るよ」
「え〜来週は2人とも出勤じゃないですか…」
「あ、ちゃ〜。じゃ、再来週」
「怪しいな、それも」

あとがき
「もしもし、金井君?」
「はい。金井です。どうしました、須田さん?」
「あのさ、風強いじゃない」
「はい。めちゃくちゃ」
「そうだよね。そろそろ上がろうかと思うんだけど、どうかな?」
「はい。その方がいいと思います」
「金井君達はいまどの辺?」
「はい。もうあがりました」
「え〜そうなの、何だよ。こっちも急いであがるから。社長、行きましょう」
「よう。皆の衆。お疲れ。寒かったし、眠かったし、厳しかったね〜」
「はい。初めは楽しかったんですけど。あまりにも何もなく」
「だよな。柳澤君。こっちはさ、はじめから飛ばしまくってるオヤジがいて、大変だったよ」
「誰ですか、それ?」
「ヨッパライだよ」
「いや、呑んでないよ〜」
「確かに。朝は寒かったから、大好きなビールもお預けだったわけよ、ソレガシは」
「そうなんだよ。寒くてさ。呑む気にもなれなかった」
「あははははは。寒かったですよね」
「呑まないクセにエロ話だよ。ず〜っと。そこへ山田君が絡むもんだから」
「何言ってんですか。社長もさんざん絡・ん・で・ま・し・た・よ」
「あはははははは。どうだったんですか、結果は?」
「目標達成したよ。奇跡のワンバイト」
「凄いじゃないですか。ルアーは何ですか?」
「え!?金井さん、それって凄いんですか?」
「そうだよ。カトちゃん。こっちは何にもなかったろ」
「あ、そうですね。エロ話しないからじゃないですか?」
「じゃ、カトちゃん、こっち乗る?たぶんついて来られないよ」
「そんなに凄いんですか?」
「だって。実録だもん」
「え!?実話なんですか!?」
「しかも、あっちこっちで」
「マジで…で、で、どんなんですか?」
「うるせえな、加藤。この続きは再来週だよ」
「わ、わ、わ、わかりました。聞きました、柳澤さん。10日ですよ10日」
「いいの。カトちゃん。そういうのは。釣り釣り。生ブラックバス」
「あ、そうでした。社長、お願いしますよ」
「お願いされてもな…。まあその頃になれば、誰か釣れるでしょ。じゃあ、また来週〜」


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