完全にはまったね、山田君 in 花崎水上公園(2009.12.15)

「こんにちわ。15日お願いし・ま・す・よ」
「なにを?」
「『ナニ』って釣りですよ。プール」
「あ〜プールね〜完全にはまっちゃいましたね」
「ええ。おかげさまで。社長もでしょう?」
「そうなんだよ。管釣りはず〜っとフライでやってたんだけど」
「そうでしたね。いつもフライでしたよ。最近はルアーにかわってますけど」
「そこだよ。今はいるでしょ、変わった人が」
「ええ。ライフルマンみたいな人ですね」
「それ、それ。あ〜しないと釣れないのかと思ってさ」
「そうですね。かなりヘンですよ」
「今の管釣りスタイルからすると、俺たちの方がよっぽどヘンらしいよ」
「ま、いいんじゃないですか。楽しければ」
「だよ。その通り。今回は川島君もくるから。元アイドルと4人で現地に9時ね」
「わ・か・り・ま・し・た」

本日の登場人物

川島君。「もしかして、初めて?」「はい。管釣りは初めてです。凄い楽しみです」

矢嶋君。「いまやプール・マイスターの感があるけど」「いえ。そこまでは」

私。「今日も秘策があるから」「どんな?」「これ」「全然普通なんですけど」

ピロリロリーン
「あれ、山田君だ。なになに『強烈な嘔吐と下痢により外出フノウ』だってよ、矢嶋君」
「じゃあ、ドタキャンですか?」
「そう。久々の。何食ったんだい、山田君は。生肉?」

川島君です。
25mプールででかいニジマスをかけました。
「どう?」
「いやあ。意外に渋いですね」
「そうなんだよ。今日は特別。前回とはまるで違う」

来ました。トゥイッチング強し。
でっかい岩魚です。

今日はルアーの反応がイマイチと
見るやフライに替えた一投目。
「でかいね」
「はい。すっごい引きました」
「流石。プールマイスターしかも元アイドル」

ノリーズのクランクに来たでかい銀サケ。

続けてきたニジマス。

本日のヒットルアーはこんなんです。

バッグを新調しました。元アイドルとペアです。
「どう矢嶋君、これ?」
「めちゃめちゃ格好いいんですけど」
「だろ。2個あるから1個やるよ」
「えっ、いいんですか」
「いいとも青年隊だよ」
「よくわかんないですけど、嬉しいです」

あとがき
「楽しかった…かな?川島君」
「はい。とても楽しかったです。手軽ではまっちゃいそうです」
「そうなんだよね。ちなみに俺たち3人は、完全にはまっちゃってるから」
「今日は厳しかったですね」
「ほんとだよ。朝一、川島君に『どうすればいいですか?』って聞かれたとき、『まずはシケーダーを投げてみなよ、すぐ釣れるから』って言ったにもかかわらず、一切反応がない」
「はい。自分もびっくりしました。浅いところに全然魚が見えないので、前回とは違うと感じました」
「違うと言えば、来たね、あとから。ライフルマン」
「はい。まさか同じ人とは思いませんでした」
「いやいや完璧に同一人物だよ」
「はい。違っていたのは、あの人も学習したのか、竿が長くなって、ルアーが重くなってました」
「そう、そうなんだよ。遠投してたよ。山田君に邪魔されないためだろう」
「ですかね」
「っていうか、前回のままじゃあ限界があるよね。手前しか釣れないんだから」
「そうですね。学習してますね。タックルケースにミノーとかクランクとかも入ってて、たまに投げてました」
「見た見た!でも、投げたあとは、ライフルマンなんだよね。ヘンだろ、あれ!」
「はい。社長の方が釣ってましたよ」
「あれはね、隣に入ってさり気なく挑んでみたのよ」
「やってましたね」
「そしたら、斜めに投げてきやがった」
「こっちは負けじと超遠投で、ひたすらトゥイッチ」
「釣ってましたね」
「そう。狙い通り。でっかい銀サケ」
「実はあの人の後ろ姿を、メールで須田さんに送ってみました」
「で?」
「はい。即電話が来て、『いるの?ガンマン』って言ってました」
「よし。俺もあとで、いたずら電話してやろ」
「ああいうスタイルの人は良くいるんですか?」
「ここでは、あそこまで本格的な人は見たことないですよ、川島さん」
「そうですか。あれがスタイルなんですかね。僕もはまりそうです」
「え!?ガンマンに?」
「いいえ。管理釣り場のマス釣りにです。次はルアーを自作してきます」
「おっ!いよいよだね。次回をお楽しみに」


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