意外にはまるね in 花崎水上公園(2009.11.26)

「こんにちわ、社長。須田ですよ」
「いらっしゃい、山田君」
「矢嶋君、呼んでるよ。社長が」
「いえ。『山田君』って言ってました」
「だから、矢嶋君だろ」
「いえ。違うと思いますけど」
「え〜!」ツンツン
「な〜んでボディタッチなんですか?」
「まあまあ、山田君。その辺で。お2人でどうしたの?」
「いや。偶然ですよ」
「じゃあ、明日の朝にでも3人で管釣りでも行ってみる?折角だから」
「あ〜いいですね。明日は都合悪いんで、26日にしてください」
「え、何で?ハメハメデー!?」
「そんなはっきり言わなくても。それに違いますから。そういうんじゃありませんから」
「あ、そう。矢嶋君はどうよ?」
「はい。自分はいつでも」
「じゃ決まり。山田君は現地に9時直行。俺は矢嶋君ちに8時半に行くから」
「ちなみに矢嶋君、どんなルアーがいいの?」
「あ〜。こんなのが」ワイワイガヤガヤ
「大量お買い上げ、ありがとうございます。山田君」
「ええ。山田じゃないですけど。26日お願いします」

本日の登場人物

山田君。「社長。釣りますよ」「そりゃあ釣れるだろう。管釣りだし」

粕谷君。「ごぶさたしてます」「あ、どうも。矢嶋君、山田君の従兄弟の粕谷さん」「あ、はじめまして」

矢嶋君。「実は昨日も来ました」「マジで」「山田さんが釣れないと文句言いそうなので、下見に」ツンツン「で、その結果はどうだったのよ?」「かなり厳しかったです」

私。「今日はルアーマンだから」「珍しいですね。管釣りはいつもフライなのに」「そう。今日は必殺技を考えたから」「社長。どんな?」「山田君には教えないよ」

「矢嶋君。プール2個あるけど?」
「あ、はい。波の出るプールでやりましょう。今、波はお休みですから」
「あ〜代わりに水車が廻ってるわけね。水の動きがないと釣れないし」

「まずは無難にこれか。タックルハウスのシケーダー」
「山田君は?」

「でっかいシケーダーですよ。
矢嶋君は何にするの?」

「僕はペンシルで」

「粕谷さんは?」
「実はですね、ここ何年かはまってまして、
いろいろ持って来ました」
「そうなんだ。策があるわけね」
「はい」
「じゃあ、策に溺れないでね。
策士、策に溺れるって言うからね」
「それ、社長じゃないですか?」
「あた!ほんまでっか!」
「社長。何で急に関西系なんですか?」
「特に何事もなく」

「おお!釣れたよ。イトウ。しかも2連荘。50と55」
「写真撮らなかったですか?」
「撮ろうとしたら、逃げられた。皆も釣れてるじゃん?」
「そうなんですよ。コンスタントに釣れました」
「山田君はどうした?」
「いきなり、でっかいのを連発してました」
「ほう。で?」
「その後、ヒットルアーを3個持っていかれ、終わりました」
「あはははは。らしくていいじゃん。確かに、手前の奴はスレッスレになっちゃったよね」
「はい。社長は秘策の出番ですか?」
「そう。皆が使わないキラクの3gのスプーン。これで遠投して、沖のフレッシュな奴を釣る」
「ほんとですね。また釣れたんですか?」
「なあ〜。矢嶋君は?」
「自分は、リッジ70を遠投して、トゥイッチングです」
「お!いいね。じゃあ、俺もラッキーのTR65でトゥイッチトゥイッチ〜」
「社長。それは高利貸しですか?」
「あ〜!?それは、トイチだろ!」
「あ、社長。ありがとうございます。うまくオチましたね」
「おっ!来た。矢嶋君凄いじゃん」
「リッジは釣れます」

「よう。あのお兄ちゃん、何してんの?」
「あ〜。あれが今の管釣りスタイルなんですよ」
「ええ〜。ライフルマンみたいじゃん」
「いやいや。それじゃあ通じませんよ。せめてゴルゴ13位にしてくださいよ」
「何か異様な姿だよね。あれで何か分かるの」
「はい。追い食いしたアタリをラインで見るみたいです」
「そうなんだ。粕谷さん。やるの?」
「いえ。あそこまではやりませんよ」
「お!あの兄ちゃん釣ったよ」
「こっち見てますよ」
「ほんとだ。『どうだ』と言わんばかりだね。よっしゃ、トゥイッチングの威力を見せてやる」

「社長。凄いですね」
「なあ言ったろ。っていうか場所がいいんだよね」
「いきなり4連荘ですか」
「まあね。でかいのはさ〜、このミノーの
トゥイッチングが効くんだよね。
しかも遠投してるから、
やる気満々の奴がいるんだよね」
「そうですね。あっちのライフルマンみたいな人は、
我々が朝散々いたぶったところまでしか届いてないですよ」
「だよね。しかも、その2m位手前に山田君立ちこんでるし」
「ええ。完全にケンカ売ってますよ」
「あはははは。いやいや、全く考えなしで立ち込んでんじゃない」
「そろそろ時間ですけど、帰りますか?」
「あ〜そうだね。『山田君〜帰るよ〜』」
「あ、わ・か・り・ま・し・た」バッシャバッシャバシャバシャ
「あ、今のは完全にケンカ売ってるね」

「本日のタックルは、ソリッドカーボンロッドに
3lbナイロンライン。ルアーはキラクのリアラ3gとデュープ2g
にシケーダー&TR65」

あとがき
「楽しかったね?」
「はい。メチャクチャ」
「社長。良かったですよ。五反田並みに」
「そりゃあ相当だね〜」
「ええ。久々にハ・ッ・ス・ルしちゃいましたよ。また来ましょうよ」
「いいねえ。4時間で1,200円はめちゃめちゃお得だし、午前中しか来られないけど」
「あ〜そうですね。月曜は定休ですし、4時間やったら午後になっちゃいますね」
「そうだわ。開店が9時ってのがいかにも公的だよ」
「そうですね。終わりの16時はともかく。せめて7時か7時半には開けて欲しいですね」
「山田君言ってきてよ」
「何で自分なんですか」
「家が近いからだよ」
「何ですか、その理由は」
「まあまあ。良かったじゃん。楽しかったし、ライフルマン見られたし」
「がはははは。結局、あの人1匹ちっさいの釣っただけでしたね」
「だね。こっちは俺が4匹、矢嶋君が2匹、山田君と粕谷さんが1匹づつ」
「でしたね〜。なあやっぱさ、状況を考えてしないとダメだよね。まっ、一番は場所だけどさ」
「社長。来週も行きましょうよ」
「どこへ?」
「ソレガシお薦めの大田原」
「だそうなので、次週をお楽しみに〜」


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