MVPは誰に? in 鬼牧川(2009.11.09)

「柳澤です。月曜はいつも通りでいいですか?」
「いや。5:45にしよう。天気はいいらしいよ」
「寒いですかね?」
「たぶんね。霧が出るらしい」
「お〜遂に来ましたね。釣れますよ〜」
「え〜!?そんな過去の話だろ」
「はい。神話化してます」
「その神話を作った当人は釣りに全く興味がなくなちゃったし」
「あ〜ジャーマネですね」
「そう、そいつ。まだ乗るんかね、ハーレー」
「じゃないっすか〜。釣りの話は全くしないですから」
「やっぱり」
「じゃあ、月曜お願いします」

本日の登場人物

山田君。「社長。いよいよ最終回ですね」「早いね1年は」「はい。釣りますよ」

ミミ金井。「今日勝ってプレーオフかい?」「無理です」「え〜2連覇してるじゃん」「ツキ使い果たしました」

ヤナギ。「見学者で〜す。金井さんのじゃましないようにしま〜す」

矢嶋君。「僕も見学者で〜す」

私。「ガイドで〜す。お湯沸かしま〜す」

「あれ!?矢嶋君フットコンのマウントどうした?」
「い〜え、こっちにはありませんよ」
「げっ!やりました久々に。マウント、家に置いて来ました」
「え!?今日はハンドコンですか?」
「そう。見学者の山田君が後ろで操船」
「何言ってるんですか。社長。それじゃあ釣りになりませんよ」
「だよな〜。じゃあ俺が後ろで操船するよ」
「すいませんね。社長。今日こそ釣りますよ。ね、矢嶋君。ウォッホッホッホ」
「はい」

「全くアタリがないんだけど」
ツンツン
「あっ!何すか、須田さん」
「あ〜矢嶋君。俺知ってるよ、矢嶋君の秘密」
「何ですか?」
「とぼけてもダメだよ。芸能界にいたんだって?」
「え!?それですか」
「社長。『少年隊』って昔は4人いたって知ってました?」
「いや。芸能界のことはさっぱりで」
「最初は4人だったんですよ。なあ矢嶋君」
「ええ」
「へ〜もう1人いたんだ。どんな人」
「社長。矢嶋君で・す・よ」
「マジで〜!?矢嶋君」
「はい」
「じゃあ何で今やってないの?」
「はい、『ゴッツ過ぎてキャラクターにあわない』って言われクビにされました」
「あはっはっはっは」
「ほら、ヤナギも笑ってるよ」
「いや、全員笑うでしょう。矢嶋君本当なの?」
「はい。実はそういう話を須田さんに聞かされました」
「え!?須田さん、本当なんですか?」
「自分も社長から聞いた。ねえ、社長」
「そうなんだよ。俺もびっくりしたんだよ。まさかね」
「ホントなんですか?社長」
「聞きたい、ミミ?」
「ええ。是非」
「実はさ、だいぶ前なんだけど、お告げがあったんだよ」
「お告げですか?何ですかそれ」
「いや〜。出てきたんだよ、夢の中に」
「夢!?夢って何ですか。寝ぼけてただけ?」
「まあ、そうだね。起きてから笑っちゃったよ。で、本人に聞いてみたの」
「本人はどうだったの、矢嶋君?」
「爆笑です」
「なんだ。夢ですか。あ〜びっくりした」
「いいじゃないの。平和な証拠だよ」
「ですね。じゃあ帰りますか?」

あとがき
「社長。5年ぶりのMVPおめでとうございます」
「おっ!久々。旦那がいなけりゃこっちのもんだよ」
「天敵ですからね、あの人は」
「どうする?帰る?」
「い〜え。まだ早いし。社長にご馳走しますよ。飯行きましょうよ。なあ少年隊の矢嶋君」
「あ〜あ元、少年隊の矢嶋君。でしょう須田さん」
「そうそう。今はね、コンビニの兄ちゃんに交際を迫られてる、矢嶋君だから」
「え!?まだあるのネタが。矢嶋君?」
「いえ。何もないです」
「何言ってるの、矢嶋君。はっきりいいなよ。あの兄ちゃん、矢嶋君来るとにっこにっこして話しかけてくるじゃん」
「自分も見ましたよ、長いんですよ。レジが」
「あっ!?金井君も見た?」
「ええ。こっそり矢嶋君のメアド聞かれました」
「ええ!?金井さんまた〜。本当ですか?」
「本当だよ。『ゴッツイのがスキ』って言ってた」
「あはははははは。じゃあ矢嶋君だ」
「やめてください。柳澤さん。全部創作ですから」
「いや。全部じゃないよ。8割は本当だよ。少なくてもあの兄ちゃんは気がある。間違いない。ねえ、山田君」
「そうですよ。自分も見ましたから」
「よ〜し。帰りにもう一回寄るか」
「いえ。ご飯たべて帰りましょう」
「さて、長いようで意外に短かった今季。相変わらず魚はあまり釣れませんでした。このあとはしばらく陸っぱりで雪を待ちます」
「社長、カヤックあるじゃないですか」
「おう、そうか。じゃあ、それで」
「矢嶋君、いっしょにコンビニ行く?」
「行きません。しばらくは管釣りです」
「ウォッホッホッホ。そりゃ残念」
「たぶん、続きそうなので、次回をお楽しみ〜」


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