今季初?マジで in メジャーリバー(2009.08.21)
「もしもし、旦那?」
「はい。ご無沙汰してます。今日、行こうと思ったんですよ」
「何を調子のいいこと言ってるんだよ。『頼みごとがあるから』と話して、早1ヶ月ちょっとだよ」
「そんなになりますかね。早いですね。実は今日、夢見たんですよ、社長の」
「ほ〜。どんな?」
「はい。いっしょに釣りに行って、船から蹴落とされる夢です」
「そりゃ、正夢だよ」
「落ちる寸前で目が覚めました」
「で、ヤバイって思って、来たわけ?」
「ええ、まあ、そんな感じです」
「電話したのは、それとは別の話。釣りに行かねえかい?」
「いつですか?」
「金曜日」
「それは、深い理由があるんですか?」
「ある」
「はい、何とかします」
本日の登場人物
旦那。「実は今季初の釣行です」「どこまでラブラブなんだよ」 |
私。「釣れてるんですか?」「うるせえな〜40アップは未だなしだよ」 |
「釣れそうですね?」
「やめてよ、そのセリフ。釣れたためしないんだから」
「いや、釣れそうですよ」
「そうだね。旦那は釣れると思うよ。お!出た。かすりもしない」
「ジャカジャカやってたんですか?」
「そう。その後、ただ巻き。そしたら出た」
「いいですね。釣れそうですね」
「だ・か・ら、やめて」
「お〜っ、でかい。でかい。網ないですか?」
「そんなものはない。自分で頑張れ。頼むからバラスなよ」
「う〜ん引く。10ヶ月ぶりは引く。お〜っ」
「言うほどの大きさじゃないよね?」
「あ〜やっと取れました。40cmちょうど」
「今季初?バス?」
「はい、初めてで40アップ。社長は未だ釣っていない」
「相変わらず、挑発するね。これからだから。始まったばかりだから」
「40アップです。ルアーはスペシャルです」
「あ〜例によって、自分のだけスペシャルね」
「そうです。今後のために」
「みなさ〜ん、信じないでくださ〜い。全く当てになりません」 |
あとがき
「頑張ったね」
「はい。5時から5時まで。僕はアタリが2回でした。社長は凄かったですよね?」
「そうだよ。アタリは10発だよ。ただの1度も乗らなかった」
「惜しいですね」
「ほんとにそう思ってる?」
「思ってますよ」
「何か予想通りだったね。『俺がダメでも旦那が釣るよ』って、金井君たちもそう言ってたし」
「社長とは相性がいいんですよ。社長と反対のことをやればいいし」
「そうね。その反対のことを1日できる君は大したもんだよ」
「絵柄的にはOKですか?」
「完璧。俺は語りのオヤジとして完璧」
「かなり自虐的ですね」
「い〜や。そんなことはない」
「まあ、結果が全てですから」
「見た目はね。今日も話の中にあったでしょ。そこだけに固執するとギクシャクしてくるって話」
「ええ、してましたね。釣りますよ、僕は」
「んだよ。全然聞いてねえじゃん。まあ、これを機会にまた来てよ」
「はい。都合が付き次第」
「みなさ〜ん、旦那は今季初にして最後のようです。じゃあまた来週〜」
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