雨ばっかりなので in 小鮒川(2009.08.03)
「もしもし、金井です。月曜日は大丈夫ですかね?」
「やあ。また雨だね。ほんと週末になると雨」
「川はどうですかね」
「無理だろ。先週と同じ位じゃない」
「あ〜それじゃあ厳しいですね。社長的にはどこですか?」
「そう〜ね〜久々の小鮒かな」
「じゃあそうしましょう。カスも行きますから」
「え!?あ、同級生の粕谷君?大丈夫なのキャスティングは?」
「はい。小鮒だったら何とかなるでしょう」
「そりゃそうだ。こっちは矢嶋君だから」
「じゃあ現地に4時20分で」
「OッK牧場〜」
登場人物
矢嶋君。「小鮒なんだけど」「はい、初めてです。楽しみです」 |
私。「今季初の40アップ釣れるかね?」「はい、ワームがあれば…」 |
粕谷君。「ボートは初めて?」「いえ。2回目です」 |
ミミ金井。「今日はガイド?」「たぶん」 |
「水がすげえ多いんだけど」
「ほんとですね。でも誰もいませんよ」
「そうだね。だから、いないのかね?」
「いや、大丈夫でしょう」
そんな心配をよそに、開始10分でなんと2匹。
「釣れました!」
「凄いね。初めて?」
「はい、トップでは初めて釣りました。
バスを釣ったのも高校生以来です」
「え、何年ぶりだよ」
「魚はどう持てばいいですかね?」
「どうでもいいよ。良かったね。ルアーは何?」
「ハトリーズのシングルスイッシャーとペンシルベイトです」 |
「こっちは何もないね、矢嶋君」
「はい、全く」
「この辺からいつも反応があるんだけど」
「あ、来ました」
「やっぱり。サイズは27位?」
「はい。ルアーはお気に入りの
ワンダラーチャッティーラットです」
「お、やっと来た。ちっちゃ。良くのったね、これで。
オリジナルフィーLPに23cmのバス」
「いえ、釣れたことが大事です」
「そうだね」 |
「う〜眠い。眠いよ、矢嶋君。しばらくハンドコンでやってて」
「いえ、フットコンやります。練習します」
「そう、悪いね。寝るから」
「あ〜良く寝た。さて、秘密兵器を投げるかな」
「あ、登場ですね。シンキングペンシル、ソフトな奴」
「いやいや、まずは小さめの3インチで、ギルを」
ガバーッ「お〜!よそ見してたら、来ました。結構でかいです」
「俺は全部見ちゃったよ。その沖にパラッっとあるブッシュに
ワームを投げようかな〜と思ったら、
矢嶋君のルアーが通過して、ドーンだよ」
「あ、そうだったんですか。奥で出なかったんで、
そこは全然見てませんでした」
「41cmあるよ。ルアーは同じ?」
「はい。お気に入りです」
「風が強くてダメだね」
「はい、シェイドが多いんで、風当たりに
いたんですけど、反対側に行きますか?」
「そうしよう。操船は変わらなくていいの?」
「はい、大丈夫です。だいぶ慣れましたから」
「じゃあ頼むよ。俺はあの奥に投げるから。おりゃぁ〜」
「あれ?意外に手前でしたね」
「ダメだよな、あそこじゃ。取り敢えず動かしてみるか」
ちゃっちゃっちゃっちゃ。
「出ませんね」
「やっぱりな。じゃあ旦那引き」
ジョロジョロジョロジョロ。どかーん
「出たよ。がっちりのってるし」
「35cmですね」
「クワイエットファンクの新作TDPって言うらしい」
「『らしい』ですか?」 |
「今日は1日ガイドですか?」
「はい。ばらしてばっかです」
「山田君のばらし病が移ったんじゃないの?」
「そうです。なので、来週返します」 |
あとがき
「楽しかったね、今日も」
「社長はワームが楽しかったんじゃないですか?」
「そうだね、5匹釣ったよ。真剣にやったら、20は釣れるね」
「確かに。見ている前で2、3匹かけてましたよね」
「そうなんだよ。スピニングで6lbラインだから、すぐに巻かれちゃう」
「ですね。普通はあんなタックルであんな奥まで狙わないですよ」
「一応、ギル狙いだから」
「ギルは1匹も釣ってませんよね」
「何故か、釣れない。いつもバス」
「柳澤さんが去年怒ってましたよ。『ギルギル』言いながらバス釣ってる」
「まあまあ、いいじゃないの。ここはさ、昼間つまんないんだよね。ドピーカンだと」
「ところで、来週はハネクラさんの安井さんがみえるんですよね」
「そう。矢嶋君、お店で会ったんでしょ?」
「はい。仕事で向こうに行ったときに寄りました」
「今度は釣りだから。楽しみだね」
「はい、とっても」
「席はどこになるんですかね?真ん中ですか?」
「う〜ん。タックルを見てから決めよう」
「いえ、是非真ん中で」
「だってよ、安井さん。来週をお楽しみに〜」
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