クライマックスゲーム in 下瀬川(2008.11.17)

「もしも〜し、金井君?」
「はい、金井です」
「例のMVPレースなんだけど、俺5勝、旦那5勝、金井君4勝なんだよ」
「ほんとですか?行かないとマズイですね」
「レースに関係なく行くだろ」
「ええ、まあ。高柳さんも行きますけど」
「旦那は行かないから、俺と2人でマッチプレーだけど」
「わかりました。朝一行きますから。ところで場所は?」
「金井君の大好きなとこだよ、下瀬川」
「え〜あそこですか〜」
「大丈夫、状況はだいぶ上向きだから」

「金井君、凄い霧だね」
「ええ。うちの方も凄かったですよ。
ジャーマネ曰く『霧が濃いほど釣れる』って前に言ってましたけど」
「その通りだよ、俺もそう思う。このまま下るから」
「船が綺麗なんですけど?」
「そうなんだよ、先週栄ちゃんが袋を釣り上げて、それが生ゴミだった。
あまりの臭いに帰りは洗車ならぬ洗船した」
「今日、また汚れちゃいますね」
「大丈夫、臭くなければ」

「金井君、これだよ。先週釣ったのは。
今日もこれで通すから。天気もいいし」
「ひどい作りですね」
「990円だし、メキシコ製だし、こんなもんだろ」
「まあそうですね。バスには分からないし」

あとがき
「お疲れでした。3人仲良くアタリが2回づつ」
「お疲れ様でした。この時季にしては優秀ですね。いつもならノーバイトで終わるのに」
「読みが外れたね、雨で状況が変わって、上の方が良かったのかも」
「そうですね〜最後のところでアタリが連発して、あそこで出たの初めてみました」
「だね。高柳君のは惜しかった。でかかったし」
「ですね〜。太かったし」
「いつもは、流れが強すぎて、やらないとこなんだよ、あそこは」
「はい、西牧さんと行ったときもやりませんでした」
「なぜか今日は流れてなかった。そこをすかさず投げた高柳君、やるね」
「自分だけ、ノーバイトだったんで、なんとなく投げてみました」
「びっくりしたよ。メガバイトにあわせないんだもん」
「いや〜十分な間かな〜と思いまして」
「ほんと勿体なかった」
「そっからですよね、張り切って上ったの」
「だね、結局その後はノーバイト。やれやれ」
「社長は来週どうするんですか?」
「冬支度。タイヤ交換だよ」
「自分はフミさんと行ってきます」
「高柳君は?」
「ヤバイですよ。終われないですよ、あれじゃあ」
「俺も行くよ。陸っぱり。26日位から暖かくなるって言うし」
「雪山はその後ですか?」
「そうだな〜。12月8日からじゃないの」
「わかりました。自分もそれに合わせて、冬支度しておきます」
「となるよ、MVPは50を釣った旦那か?じゃあ、ルアーは自分で作ってください〜」
「じゃあ、また来週〜」


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