西郷じゃないよ、最後だよ in 下瀬川(2008.11.03)
「もしも〜し。旦那さん、こんにちわ」
「あ、どうも。僕は行きません」
「違う。リールのパーツが来たから電話したの」
「あ〜そのうちに行きますよ」
「そのうちね。来年かい?」
「いえいえ。スノーボードもあることですし」
「え〜!行くの?」
「行きますよ」
「遊んでくれるの?」
「しょうがないですね。遊んであげますよ。ときどき」
「頼むよ。遊んでくれよ」
「ところで明日は何人ですか?」
「意外に多くって、俺とソレガシ、柳沢君と高柳君」
「4人ですか?」
「うんにゃ」
「水前寺?」
「清子さんじゃないの、最後と言えば、矢島君だよ」
「あ〜今年もですか。早く結果を出すように言っておいてください」
「大丈夫。状況が良くなってきてるから」
「本当ですか?まあ頑張ってください」
34cm。
レッドペッパー鮎カラートリプルフックバージョン。
「な〜これから良くなるって言ったろ。 2人ともガンガンいって」 |
乱入のソレガシ。ナント立派な45cm。
「矢島君、あそこの奥とその手前、 どっちからでもいいからやってみて」
「はい。じゃあ奥へ」
「そうだね。手前は流れがかなり速いし。 取り敢えずそっちいってみて」
クイックイックイ。
「あ、引っかかっちゃいました」
シャカシャカシャカシャカ。
ビューン。ボッシャ〜ン。クイ。ドバーン!!
「で、で、でた〜」
「でか!50はあるね、ソレガシ」
「すいません。枝にかかってます」
「全く!人の邪魔するからだよ。
でも、良く入ったよね、あのポイントに。
そのまま緩めず巻いてて。船寄せるから」
「寄りますか?」
「いや。これ以上無理だから、 枝に足を乗せて取りに行く。
やべ!沈みそう…だけど、よっしゃあ〜」
「獲ったぁ〜」
「いやいや。取ったのは俺だから。意外に短かったね」
「顔がでかかったんで、50あると思いましたよ」
「あ〜残念だったね、矢島君。足引っ張られちゃったね」
「あ、大丈夫です」 |
「高柳君と柳沢君、今日は一日、ご苦労さん」
「お疲れでした〜。ノーフィッシュでした〜」 |
「今日も結果が出なかった矢島君です」
「あ、あ、次回は大丈夫です」 |
あとがき
「残念だったね、矢島君。チェイスも2回あったのにね」
「あ、はい〜」
「寒いからね、テールにフックがないとダメなんだよ。魚が追い切らないんだね」
「そう言えば、朝、社長言ってましたよね『Wフックを反対付けにする』って」
「そう。柳沢君、君もやんなさいよ。来た奴は逃さない。うっかり奥に入ったら、大変だよ、全部引っ掛かっちゃう」
「で、トリプルにしたわけですか」
「だよ。W反対付けは2本出てるから、すぐ引っ掛かる。トリプルだと1本だから、そうでもない」
「本当ですか?」
「本当だよ。奥に入れても意外と引っ掛からない。この時季限定だよ」
「あ〜。葉っぱも枝も枯れてきてるからですか」
「あたり。まあ、お邪魔なソレガシみたいに1年中引っ掛かっている奴もいるけどさ」
「うきうき、るんるん。今日は何を言われても平気だよ」
「だろうな」
「半分は社長が釣ったみたいな感じだよね」
「ま〜あの状態だと、部長、ハメニゲ山田君には無理だよ」
「確かに。体重も違うし」
「今回みたいなことを旦那にお願いしたわけだよ」
「あ〜そうだったの」
「そうだよ、流れもないのに無視だよ」
「社長、17日、自分は休みの予定なんですけど、どうですか?」
「全然OッK牧場〜だけど、どこへ?」
「どこでも。終われないですよね、これじゃあ」
「それは他にもいるよ。そいつらも道連れにしよう」
「金井君に柳沢君に矢島君ですね。分かりました。そうしましょう」
「まだいるよ。ハメニゲ山田」
「え!?ハメニゲって何ですか?」
「あ、それね。17日に本人から聞くといいよ」
「分かりました。皆さん、それではお楽しみに〜」
亀山に修行はミミ。43cm。
ダグワークスのWスイッシャー。
「川はもうやだ。釣れない」 |
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