雨降り過ぎだよ in 畑野川(2008.10.03)

「ありゃ、ミミ先輩。いらっしゃい」
「こんばんわ」
「あ、月曜日ね。金井君は俺と乗ろう。須〜田っちには旦那号に乗ってもらうから」
「わかりました。それでお願いします」

「もしもし。須田です」
「やあ山田君、月曜日はかねてからの予定通り、旦那号に3人で乗ってね」
「えっえ〜。その線ですか!?」
「そうよ。自分で言ってたじゃない」
「わ・か・り・ま・し・た。場所はど・ち・らで?」
「新発売。畑野川だよ」
「いえ、発売はしてませんよね」
「いいじゃない。流れ的に」
「じゃあ、朝伺いますよ」

「おっ、やっと乗ったよ。25cm」
ルアーはレッドペッパーオイカワ♂。

「降り続く雨の中、
終了間際にミミ先輩に来ました。25cm」
ルアーは自作ポッパー。

あとがき
「よう、寒そうだね?旦那」
「はい、とても。身も心も」
「他の人は?」
「皆寒いです」
「じゃあ、もう上がるか?」
「そうですね。社長は寒くないんですか?」
「そんなことだろうと思って、俺は既に冬支度だよ。綿入りメガバス合羽にネオプレーングローブで完璧だよ。一匹釣ったしね」
「え、釣ったんですか?社長」
「当然だよ。山田君とは違うもの。アタリは6発あった」
「本当なの?金井君」
「本当です。それを見て、攻め方を変えました」
「それってどういうの?」
「言えません。社長に聞いてください」
「社長、どうなんですか?」
「この続きはまた来週〜」
「ちょっとお待ちください。来週は親睦会があるので、社長は、警備員兼弁当買出しをお願いします」
「へっ!そうなの?またかい」
「はい。『陸っぱりは楽しみだ』って言ってたじゃないですか」
「まあそうだね。じゃあ、長いスピニングロッドを持って行こう」
「それは、ほどほどにしてください。警備員ですから」
「え〜!?じゃあ、車で映画観賞」
「寝なければいいですよ」
「いや、社長。金井君のワザを教えてくださいよ」
「あ〜それね。まず音。次に色。だね」
「いや、それじゃあ分からないですよ」
「えぇ〜。山田君がいつも投げてる奴をず〜っとやっていればいいんだよ」
「あ!チャートで・す・か。分かりました。今度はそうします」
「いや、もう一緒に来ないから」
「そうおっしゃらず、またお願いしますよ。うぉふぉふぉふぉ」
「それじゃあ、アニマル浜口だよ。うぉふぉふぉふぉ。また来週〜」


戻る

Copyright (c) 2008 WATANABE COMPANY. All rights reserved.
inserted by FC2 system