秋はいずこに、寒過ぎる(2008.09.29)

「こんばんわ」
「いらっしゃい、まる公さん。あ、月曜日ね」
「そうなんですよ」
「旦那とミミに君だから。3人で来てよ」
「社長は?」
「最近はね、いつもひとりぼっちなんだよ」
「そうですか。じゃあ、そうさせていただきます」
「『現地に5時』って旦那に言っておいて」
「わぁかりました」

ここのところ低迷中だったミミ。
「釣ったの?何cm?」
「はい、頑張りました。27です」
「そっか。今日はね。前が空いてたからね」
「はい」

釣りでは1年ぶりに登場のまる公クン。
ペンシルベイトで36cm。
「ごめんね。顔が写ってるのがなかった。
撮った記憶もない。
悔しくて消したわけではありません」

本日2度目のアタリがこれです。
35cm。残念、勝者はまる公クンに決定。
口に付いているのは、パーマネントバケーション
のペンシルベイト試作品。

あとがき
「寒かったですね」
「旦那はね。ミミと2人だからね。俺なんかさ、冬仕様メガバス合羽だからぜぇんぜぇん余裕の芳村真理でぇ〜す」
「『どぉ〜も〜』のあの人ですか?」
「だよ。ちなみにまる公は知らなかった」
「良く釣りましたね。僕は何もありませんでした」
「ま、ミミの呪いだな」
「えっ!記憶にないんですけど。それはそうとルアーは?」
「まる公はペンシルベイト。かなり沖で食ったよ」
「いえいえ、社長がですよ」
「俺かい?俺は船を下ろしたすぐそこだよ」
「いえいえ、釣ったルアーは何ですか?」
「3インチ」
「はっ。もしかして減点対象のルアーですか?」
「いやいやいや。減点かどうかは知らないけど、3インチだよ。柔らか目の」
「じゃあ、写真に付いているルアーはどういうことで?」
「実はね、最初にこのルアーでアタリがあったのよ。乗んなかったんだけどね。で、フォローで投入したわけよ、3インチを」
「減点ですね」
「まあまあ。たまにはいいじゃない。こんなこともあろうかと思ってさ、寒いからさ。水温急激に下がり過ぎだよね」
「結果的にはそういうことですね。朝は水量も水色もいけると思ったんですけど」
「旦那は朝一いつも通り『釣れそうですね』って言ってたけど、結果的には君だけ釣ってない」
「僕はゼロですけど、社長はマイナスですから」
「じゃあ、また来週〜。俺はこれから弁当屋さんに行くから」
「あ、お疲れ様でした〜。来週でプラマイゼロですね」


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