こんにちわ、吉田栄作です。その2(2008.08.14)

「どうも。前回は雨の影響でダメだったですよね。今回はどうですか?」
「ダメじゃないの。だって、君は雨男じゃん」
「いえ、違います。それは社長です」
「確かに。俺は雨男。そこは認める。それ以上が君だよ。吉田栄ちゃん」
「いえ。似てるとは良く言われるんですけど、早川です」
「その結果が、今日、分かるね。じゃあ、ぼちぼち現地に行ってみる?」
「はい〜!」

「社長、釣れました。ギルは初めてです」
「バス釣りやってて、ギル初めてってのは珍しいね。
夏はやっぱりギル。俺も釣りたい」

あとがき
「ちょっと早過ぎましたかね?」
「そうだね〜まだ暗いし。弁当でも食ってるよ」
「え、もうですか。僕はちょっと外を見てきます」
「もぐもぐ。ごきゅごきゅ。どうかね?」
「ちょっと見て貰えますか?良く分からないんで。取り敢えず、雨は降ってません。天気はいいです」
「じゃあ窓開けて。あれ!流れが速いね。外に行ってくる。あっちゃ〜」
「どうしました?」
「水が多い。上流で相当降ったとしか思えない。見てみなよ〜」
「さっきは暗くて分からなかったんですけど、凄い濁ってますよね」
「ほい。どうしよう?」
「撤収で」
「あら。聞き分けがいいね。いつもの奴らとは大違い」
「はい、僕は大人ですから」
「じゃ、よ〜。この先にいいところあるから、陸っぱりでもするか?」
「はい。あの支流ですね」

「あ〜ゴミがあるけど、何とかいけるかな」
「よう!ブラックかい?」
「あ、はい〜」
「仲間がまだ来てないから、この奥でやってていいよ」
「あ、いいですか。すいません。早川さん、ヘラおじさんがやらしてくれるって」
「すいません」
「船持ってないの?」
「持ってきたんですけど、水が多くて、流れが速いし、濁っているで諦めたんですよ」
「インターネット見てないの?川の防災見なくっちゃダメだよ」
「見てきたんですけど…」
「どこまで見たの?うんと上流まで見なくちゃダメだよ。昨日は上で60mmも降ったかんね」
「あ、そうなんですか。勉強してきます。だってよ、早川さん」
「凄いんですね、今時のヘラのおじさんって。どう見ても社長よりはるかに上ですよね」
「あ〜70はいってるだろう。時代だね。さて、栃木弁丸出しのおじさんに挨拶して、次に行くか」
「あと何箇所ですか?」
「3箇所。で、9時になるから、帰る」

「2箇所はダメだったですけど、今度のところは水が綺麗ですね」
「う〜ん、マンダム」
「いや、僕は分かりますよ。でもね〜どうかと思いますよ」
「う〜ん、魚っ気がなさ過ぎる」
「取り敢えず、ワームでやってみます」
「そうだね。ギルでも狙ってみてよ」
「社長、釣れました。初ギルです」
「良かったじゃん。帰るか」
「はい。ありがとうございます。これから寝るんですか?」
「う〜ん、マンダムじゃないよ。たぶん無理。来週に備えて車を掃除しなくちゃならないし」
「そうですか。頑張ってください。また、お願いします」
「お疲れお疲れ〜」
結局、船を下ろし、車を洗い、勢いで店のシャッターまで洗ったら、11時半。あ〜あ、汗びっしょりだし。シャワー浴びて、飯だ。
この日は23時間起きてました。
「また再来週〜」


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