今日は多いね鬼牧川(2008.08.04)

「あっ!西牧です。月曜日も行きますよ」
「そちらはラブラブ1号だから、お2人ですね?俺はどうしたらいいの?」
「ソレガシと高柳君で来てください。ミミは藤江と柳と来ますから」
「何でまたジャーマネコンビが?」
「早めの夏休みだそうです。釣りますよ〜」
「君はね。ネチッコイから。しつこいし」
「いえいえ。社長も頑張ってください」

「水が少ないですね〜」
「釣れそうですね?な、柳?」
「どこが!?濁ってんね。
明らかに田んぼ水だよ、こりゃ。ジャーマネ」
「社長、やってみなきゃ分かんないですから。
僕らエンジンで上に行きますから、
社長はゆっくり上がってきてください。
ラブラブ1号は下がりますから」
「旦那さん、一瞬下がってから上がっていいですか?」
「はい、僕らは後をついて行きますから」

「あれ!?放置釣り糸にルアーがひっかかっちゃたよ。
こりゃ取りにいかないとダメだね」
「あれ、社長。ラブラブ1号が抜いて下っちゃいましたけど」
「本当だ。あそこはやりたかったなあ〜」
「キャア〜釣れた!ルンルン」
「やっぱり釣ってるよ、旦那、網出してるし。あ〜あ」
「あ、ばれましたね。行きます?あそこ」
「いや、いいだろ。すまんね。俺のために。Uターンして上がろう」
「高柳君、ここは午後から釣れるんだよ。下りでね」
「あ、そうなんですか。楽しみです」
「そうそう。去年も一昨年もそうだった」

あとがき
「暑いね〜水2Lも飲んじゃったよ」
「ソレガシも同じでござるよ」
「ソレガシはビールじゃん!炎天下でアルコールは危ないよ」
「社長、ビールの一口目の味、分かります?」
「わかるさ〜。たまんないよね。そのため・だ・け・に飲んでるようなものだから」
「でしょ?今日はね〜毎回そんな感じ。飲んで汗かいてまた飲んで」
「そうなんだ。ところで、こんなに濁っちゃあどうにもならないから、終わりにするかね?」
「ですね。今から下れば3時30分。十分じゃない」
「高柳君、終わりでもいいかい?」
「自分も全然OKです。とてもこれでは無理です。ノーバイトでしたけど」
「高柳君は上手いね。安心して見てられるよ。ソレガシのパートナーは王子だから、大変なんだよ」
「確かにね。動かざること山の如しだもんね」
「おっ!あそこにジャーマネ号がいる。橋の下でジャーマネ達が寝てるよ」
「ルアー投げて起こすか?」
びぃゆ〜ん。じゃば〜ん。
「社長、何するんですか?」
「こんんちわ、どうでした〜?」
「自分が21cmを釣りました。トンボです。ミミと柳は釣れてません。ばらしました」
「こっちはさ〜、ソレガシは4回あたって4回ともびっくりアワセ。俺が2回あたってまったくのらず。高柳君がバスがルアーを見にきて帰ったのが1回」
「社長、焼けましたね」
「あ〜寝てたからね」
「この炎天下でですか?」
「そう。あまりの暑さに目が覚めた」
「社長は寝たというよりは落ちたって感じだね」
「もう帰るから。こんなに濁っちゃあ」
「え、そうなんですか?上行こうと思うんですけど」
「ダメですよ。流れ出しが全部ココア色でしたから」
「高柳君が楽しみにしてた午後の下りもパーになったわけよ。だから君らも諦めて帰ろう」
「じゃあ、下行きます」
「これから雷来るよ」
「それまでにはあがりますから」
「そうですか。じゃあお疲れ様です」

「あ〜あれかね、エンジンでラブラブ1号を迎えに行ったのかね?」
「いや〜そんな気はないと思うけど」
「そっか。ところで、半端だけど飯どうする?」
「このまま、帰りましょう」
「あ〜やっと着いたね。ソレガシも高柳君も気を付けて帰ってね」

「あ、西牧です。お疲れ様でした」
「あ〜旦那。どうしたの?」
「僕らは上がって、買い物してます」
「あ〜汗びっしょりだからね。優しいね、お姉ちゃんには。ところで、釣りたくてしょうがない3人組みはどうしたい?」
「『今、上がる』って言ってました」
「今頃かい。雨降られなかった?」
「今のところ、ゴロゴロしてますけど、降ってはいませんね」
「じゃあ、先に上がったわけね」
「はい。往生際が悪いんで」
「来週もラブラブ1号かな?」
「はい。あと2回」
「こっちは、王子といっしょだよ」
「じゃあ、また来週〜」


戻る

Copyright (c) 2008 WATANABE COMPANY. All rights reserved.
inserted by FC2 system