ゴールデンカルテット in さぼり川(2008.07.14)

「もしもし、あ、西牧です。月曜日、僕も行けますけど」
「こんにちわ。まさか、2人じゃないよね?」
「はい。ミミと2人です」
「じゃあ、俺は?」
「藤江と乗ってください」
「あ〜言ってたなあ『月曜休むから』って」
「そのうち、藤江から電話いきますよ。じゃあ現地に4時で」
「どうも。藤江です。社長ですね、月曜迎え行きますよ」
「っよっ!ルンルン2号の、いや3号かな?ジャーマネ」
「その話しは…またあとで…じゃあ朝一で行きますから」

4時、現場到着。まだ薄暗い。
「何じゃこりゃ。ナンデこんなにいるの」
「すごいですね。移動しますか?」
「そこの船降ろしてる人に聞いてからにしようか」
「おはようございま〜す」
「あ、おはようございます」
「早いですね。濁りはないですか?」
「あ〜たぶん、大丈夫です」
「他にもいるんですか?」
「ええ。僕らの前に4艇行きました」
「は〜大人気ですね。じゃあ頑張ってください」
「ありがとうございます」

「皆、上行っちゃったから、その辺でちょろっとやってみよう」
「もしもし、西牧です。すぐ上に3艇いるんですけど、そちらはどうですか?」
「アタリ2発で1匹ばらした」
「マジですか!?移動しませんか?」
「OK牧場〜撤収!!」

「社長、やっとのりましたよ。26cm」
「今日は釣ったもん勝ちだよ。目標29cm。
レベルの低い戦いは、俺強いよ」

そんな中、ミミ45cm。
「社長、ミミからメール来ました。でかいんですけど」
「なんだよ、さっきまで『アタリがねえ』とか
『どんなルアーがいい?』とか聞いてたくせに」
「社長、それは旦那です。ミミは何も聞いてません」
「だよね。ときにその旦那は?」
「未だノーバイトらしいです」

「ミミ曰く『西牧さんはしぶといです。しかもしつこいです。
同じところを何度も撃ちます』ってことらしいから、
今頃釣ってるんじゃねえの」
そこへ旦那登場。
「社長、釣れたんですか?」
「聞いた?相変わらず失礼な聞き方だよね。釣ったさ〜」
「何cmですか?」
「そういう、アナタは何cmデスカ〜?」
「いえいえ、社長から」
「ボクのは計測フノウです」
「それはあまりにも小さいから?」
「ノンノンノン。洗ってたら〜ニゲマシタ〜」
「何ですか、それ?」
「血だらけになっちゃってさ〜可哀想だからと洗ってたら、
チュルリーンって滑った」
「じゃあ、敗者決定ですね」
「ノンノンノン。ニホンゴ難しくてワカリマセ〜ン。
ハイシャは入れ歯ナオス人デスカ〜?」
「じゃあ決定で〜す」

あとがき
「朝一はどうなるかと思いましたね?まさかあんなにいるとは」
「全くだね。土曜日に井野君たちが来たときは、2人しかいなかったってよ」
「ええ。そう聞いていたので、ここにしたんですけど。もう来ません」
「全くさ〜誰、ここにしたのは、西牧先輩?」
「うるせえんだよ、藤江。社長の勘がハズレっぱなしだから、決めたんだよ」
「だからって〜。前はこんなにいなかったよね〜」
「まあ、船も降ろし易いから、しゃーないか」
「自分は移動してもらって、良かったです」
「だよね〜。45だし。こっちもアタリはいっぱいあった。でも小さい」
「社長、何匹ばらしました?」
「4匹。アタリは17、18.ジャーマネもそんな感じだったよね」
「自分は3匹釣りました。小さかったですけどね。パターンは読めてました」
「最近、多くね?静かな釣り」
「そうですね、音がするとイマイチなパターンが続いています」
「これで旦那3勝、俺も3勝でミミが2勝。面白くなってきたね」
「そうですね。ミミの連覇かはたまた先輩の復活か、分からなくなりましたね」
「おいおい、俺は?」
「あ、社長ですか。ね〜」
「来週、自分は違うとこ行くので、皆さん頑張ってください。また再来週〜」


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