まだまだ釣りさ in 鬼牧川(2007.11.05)

「もしも〜し、旦那ですか?」
「はい、西牧です。明日ですか?」
「そうなんだよ。実はね、今朝おばさんが死んじゃって」
「あ、じゃあ明日はダメですね」
「ところがぎっちょん、葬祭場が空いてないんで、葬儀が1日延びた。つまり、明日は行けるんだな〜」
「あ、そうですか。じゃあいつも通りに来てください」
「なんだよ、ずいぶん素っ気ないね〜。今日で終わりなんでしょ。何か言うことないの?」
「じゃあ、何人ですか?」
「7人だよ。俺、旦那、ソレガシ、ムッシュ、ミミ、ヤナギと、最後といえば矢島君だよ」
「去年もそうでしたね」
「そう。そして釣れなかったのは、去年の来週。去年の明日はミミが50だよ。旦那も俺も40アップ釣ったし」
「そんなこともありましたね。じゃ、現地で」

さっぱりアタリもなく、着いたのは、
ジャーマネの大好きなポイント。
「ここは、藤江さんの大好きなとこですよね。
でも、自分は釣ったの見たことないです」
「ミミの言うとおり。去年からここ低迷してるよ」
と言いつつ、ボニー95を大遠投。
ポイントにズッポリはまり、チャッチャッチャと動かすと、
メガバイト。「来た〜。けど小さい。でも勝者間違いなし〜」
「社長、22cmですけど…」
「今日はこれでも勝ちでしょう。このボニーはね、
ネットでしか買えないスペシャルカラーなんだよね」
「ネットで買ったんですか?」
「ノンノン。無理言って、店で売っている」

あとがき
「最後にしちゃあ、滅茶苦茶厳しかったね」
「ええ。しょぼいのが1回出ただけでした」
「旦那もかい。ミミもそうだったよ。他の人は?」
「何事もなく」とムッシュ、ソレガシ。
「異常なしです」とヤナギ。
「矢島君もだよね?」
「はい、残念ながら」
「ということは、完璧な勝者は俺だ」
「言ってることが良く分かりませんけど。22cmでも勝者には間違いありません。相変わらず、渋いときには強いですね」
「お〜!旦那、珍しいね。ほめてくれるなんて」
「いえ、別にほめてないんですけど。いつも小さいのを釣り続けたら、たまたま勝った」
「そういう風に言うから、全国の皆様が勘違いするんだよ。『社長は小さいのしか釣らない』って」
「違うんですか?」
「結果だけ見ると、そう見える。それも、『レッドペッパーとかPOPXとかばっかり使っているから』って」
「当たっているじゃないですか?」
「結果はな。過程を見てくれよ。いろんなことして、どうしてもダメだから、使ってみたら、釣れたと。こういうルアーが必要なときもあるわけさ。たまたま、サイズが伸びないだけのこと。だから、サイズが小さくても俺が勝者なわけさ、皆が釣れないから」
「なるほど。モノは言い様ですね」
「おいおい、去年もこのやりとりしたで」
「そうですか。MVPは金井君ですから」
「そうなんだよ、8:6なんだよ。直接対決でぼろ負けしたのが効いた」
「ルアーはあげませんから、社長があげてください」
「なんで?」
「直接対決で、負けたわけですから」
「うまい!だってよ、ミミ」
「ありがとうございます。近いうちに伺いますので」
「さて、今季のバス釣りも今日で終わり…だね」
「バス釣りというか、釣りが終わりです」
「管釣りとかシーバスとか行かないの?」
「ええ。電話しますよ、『ランプで待ってます』って」
「あ、それか〜。じゃあ12日以降で」
「社長、管釣り行かないんですか?」
「ムッシュ、行くよ。SK8はいつでもできるから」
「良かった」

今季は、釣行日数38日といつもよりはだいぶ少なめです。
それはなぜか?そうです、ご近所探訪がないからです。
じゃあ何をしていたのか。SK8です。明け方は、川のほとりでひたすらオーリー。
ときどきは、釣りにも行ったのですが、さっぱり釣れずで、またオーリーてな具合でした。
来年はどうなりますか、お楽しみに〜。
間もなく始まるであろう、雪板記もお楽しみに〜。

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