ラス前 in 鬼牧川(2007.10.29)

「あ、西牧です。月」
「どうせ行かねえんだろ。『曜日は台風の影響で工期が迫ったので行けません』ってな具合かい?」
「その通りですよ。流石、亀の甲より年の功ですね」
「金井君にも高柳君にもその旨は言っておいたから、3人は予定通りだよ」
「どこに行くんですか?」
「当然、朝もやに霞む鬼牧川でしょう。釣れちゃうよ〜」
「台風が来ましたから、無理だと思いますよ」
「お〜っと、本音が出たね。まああと2回なんで無理にでも行く。2人は道連れだ」
「じゃあ頑張って来てください」

「どう?2人とも、朝もやだよ」
「来ましたね〜マネージャーは『もやが濃い程いい』って言ってましたよ」
「本当?金井君。先週より全然濃いから、いけそうだね」

「おかしいね?アタリがないんだけど。金井君、明日も来るんでしょ?」
「はい。柳沢君と」
「じゃさ〜、備えて早アガリする?」
「…あそこのカーブまでやってみませんか?」
「OK牧場」

その後、水量が落ち着き、濁りも取れたので、あっちこっちやっていたら、
結局、終わったのはいつも通り5時。

あとがき
「今日も絶好調〜完璧なアタリなし。ノーバイト」
「金井君には2回アタリらしいのがありましたよ」
「高柳さんは1匹ばらしてましたよね」
「う〜ん。去年、一昨年と比べると気温が高い」
「そうですね。自分がマネージャーと来たときは、吐く息も白く、釣れるのかよって位寒かったです」
「だろう?俺なんかグローブしてたもん」
「終わりも近くなると、状況を聞いてくる人もいませんね」
「そうなんだよ、高柳君。もう行く気がないからね、どうでもいいんだよ、旦那を筆頭に」
「自分にマネージャーからは電話ありましたよ」
「金井君に〜?何だって?」
「いや、『釣れてるかい?』って」
「ジャーマネは行かないのに?あ、分かった。また説教じみたこと言ってたろ」
「ええ。らしいこと言ってました、『草の下がなんとか』って」
「相変わらずの決め打ちだ。ところで高柳君は今日で終わりだよね?」
「そうなんですよ。11月からは職場復帰なので」
「高柳さん、残念ですね。最終は釣れちゃいますよ」
「金井君さあ、去年も最終は釣れてなかったじゃん」
「そうでしたね。今年はどうですかね、社長?」
「そこなんだよ、今年はね〜9月10月のベストなときに2回台風。たぶん、このまま終わり」
「え、じゃあ来週はどうなるんですか?」
「仲良くノーバイトってのはどう?」
「いえ、それは…」
「来週は、金井君と柳沢君と俺の3人か。のんびり行こうよ」
「はい、分かりました。また来週〜」

追伸
「金井君?釣れた?(ニコニコ)」
「あ、西牧さんですか、嬉しそうですね」
「だって、釣れなかったんでしょ。そんな気してたよ」
「状況的には抜群だったんですけどね。最終はまた3人で行ってきますよ」
「来週ねえ、俺も行くから」
「え、行くんですか?社長は『ぜって〜来ねえよ』って言ってましたよ」
「最後くらいはね〜お付き合いしないと」
「分かりました。…なんですよ、社長」
「マジかよ。困ったな。最終だからって、他の人も来るよ。ムッシュ、ソレガシ、矢島君に旦那、金井君、柳沢君に俺の7人だよ」
「流石に最後は多いですね。じゃあ船割りはお願いします」
「あいよ。スノーボードの最後もこのくらい集まると、にぎやかなんだけどね〜」

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