ローバーミミの天気予報 in タナゴ川(2007.07.23)
「こんにちわ。金井です」
「今回、釣行記の編集という大役を君に任せてあげよう」
「え!?自分がですか…」
「そうだよ。部長も俺も行ってねえから」
「はぁ〜!?」
「夜明けにタナゴ川に到着しました。
思えば、デビューはこの川でした。
あのときは西牧さんと社長とのバトルに巻き込まれ、
自分はノーフィッシュでした。
その後、修行の甲斐があって、普通に釣りが出来るようになりました。
社長、部長、今日は宜しくお願いします」
「いやいやいやいや。部長も俺も行ってないから」
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開始から1時間、待望の1匹目です。
Wスイッシャーのただ巻きが功を奏しました。
これも、西牧さんと藤江さんの後ろで
厳しい修行に耐えたおかげです。
「部長、撮ってください」 |
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来ました2匹目です。 43cmあります。 立派でしょう。
写真では小さくみえるけど。
奥の奥に入れてゆっくり巻いていたら、
ゴボッと来ました。
これも、竿が51から48に変わったおかげです。
もう、51には帰れません。
「部長、撮ってください」 |
あとがき
「やあ金井君、一人で大変だったね。撮影は三脚かい?」
「いえ。部長にお願いしました」
「え!?部長行ったの?」
「社長、今更とぼけてもダメですよ。潔くノーフィッシュを認めた方がいいと思います」
「そっか、ダメか。ここまで引っ張ったんだけどね。バレバレ?」
「やっぱりここは鬼門でした。未だここでは釣ったことがありません」
「そうなんだよ。去年まではWスイッシャーをスローに扱うと結構釣れたわけさ。
だけど、最近の他の川ではジャカジャカ動かす方が釣れてきた。
なので、今日もそれをやったのが敗因。やっぱりここは西牧流」
「なるほど。ミミはその愛弟子だから、忠実に再現したというわけね。
いわゆる結果論だけどね。『分かってるなら、やれよ』って言われちゃう?」
「ですね。それが出来ないのが社長と自分です。とても待てない」
「まあ、シーズンのうちにはこんな日もあるよ。来週は日月連荘だから、これを踏まえてやってみる。
なんと言っても53UPで釣ったことがない」
「いえ、社長、1回釣ってますよ。40アップ」
「あ〜。そう言えばあったなぁ。関西のお歴々がいっぱいいたときね〜」
「それです。何でも、松本さんに回し蹴りをくれたとかくれなかったとかで、噂になったときですよ」
「そんなこともあったね〜。するわけないでしょう。大人なんだから、回し蹴りなんて」
「自分に任せると言った割には、自分の出番が少ないですね。また30日はお願いします」
「OK牧場〜」
「以上、現場からローバーミミがお伝えいたしましたあ〜」
「そんなわけない」
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