リハビリ釣行、八郎潟遠征(2007.06.18〜20)

さて、先週は見事に奴隷の大役を果たし、ご褒美も貰い、
意気揚々とリハビリ釣行です。
そうです、年に一度のお楽しみ、八郎潟遠征です。
情報によれば、近年マレにみる不調。中にはオデコの人もいるそうな。
「だってよ、部長にソレガシ」
「え〜そんなわけないでしょう。八郎ですよ」
「そうそう。ターへーなんじゃない!?」
「いいのそんなこと言っちゃって、知らないよ」
「ソレガシにはボニーと切り札のパイナップルがあるでござるよ」

6月16日(土) 先発隊の部長とソレガシ

 
「もしも〜し、爆釣?」
「いえ、全然」
「ってどの位なの?」
「え〜自分が3匹、ソレガシが3匹と雷魚1匹」
「そりゃあ厳しいね。もしかして、ターへー?」
「そういう問題じゃないですね。水が多いし濁ってます」
「そうなんだ。引き続き、頑張ってよ」
「あう」
結局、この日はこれにて終了だったとか。


6月17日(日) 先発隊の部長とソレガシ

「もしも〜し。あっ、藤江です。どうですか調子は?」
「泣きそうです。自分が1匹、ソレガシは未だデコです」
「マジで〜!?だから、ソレガシ電話出ないんだ。
部長、聞いておいて『もしかしてターへー?』」
この日はこれにて終了だったとかで、
ソレガシはグレて、宿で5本もビールを飲んだそうな。


6月18日(月) 全員集合。

17日午後10時に出発したジャーマネと柳沢君。
2時間遅れて出発したミミ、哲兄の矢島さんと私。
安達太良で運転を矢島さんに替わり、私は爆睡。
気が付けば、八郎潟付近で信号待ち。
そこを通過するジャーマネ号。
「あれ!?追いついちゃったよ。それに道反対だし」
「社長。やっぱり追いついちゃいましたね」とジャーマネより電話あり。
「矢島さん、早いんだよ。5時間40分で着いたよ。
このままコンビニ寄って、部長らがいるとこ行ってみるか」
実釣開始、1番のポイントはジャーマネ号に譲り、
こっちは2番目のポイントへ流しながら行くと、
開始して30分で43cmが釣れ、5分後にミミが40cmを釣り、
「どこが釣れないの?いつも通りじゃん」
「本当ですね。八郎バスって引きますね」
「矢島さん、いつも通りだから、上のもっと釣れるとこ行ってみます?」
「ですね〜」とこれが大きな勘違い。
上流に行けば行くほど、水が濁り全くアタリがない。
「おかしいね。ハッシーはいるんだけど」
「ええ、何ですかそれ?」
「ほれほれ、あそこに頭出しているネッシーみたいなやつ」
「ああ、あれですか。薄気味鳥」
「いやいや、それは違うから。あいつは潜らないから」
「そうですか。じゃあ戻りますか」
戻ると、風びゅんびゅん。
それでも、朝部長号がそこそこアタリがあった反対側に行くと、
ちょろちょろ釣れ、一番二番ポイントを食い荒らしたジャーマネ号とともに、
風裏の対岸へエンジンで大移動。
「ジャーマネそっち、俺たちこっち」
「その心は?」
「特にないから安心してね。センパイじゃないから」
やっぱり風裏は釣り易い。それにしても渋い。八郎とは思えない。
確かに情報通りだ。
「渋くねえ?」
「ですね。ソレガシがグレるのも無理ないですね。トンボしか釣れません」
「そうね、ミミもトンボばっかりだったよ」
「社長は使わなかったんですか?」
「使ったさ〜。自作のセミトンボ。2回かけたけど、2回ともばらした」
「そろそろ上がりますか?」
「そうだね。暑かったから、早く風呂に入りたいし。
ってこんなに焼けちゃって入れるのか怪しい」
「飯は?」
「予定通り、鉄人シェフのフルコース。そうそう『最下位が勝者に奢る』って、
柳沢が言ってた。ってことは、柳沢がジャーマネに奢る。だけど、いいの?」
「いや。それは…」
「じゃあ全員自腹で行きますか」
相変わらず美味かった。4,200円のフルコース。お勧めです。


6月19日(火) グレてソレガシと部長は帰ったので、今日は5人です。

開始1時間は、流石八郎という具合。
その後、上流に行けば行くほど、水が悪くなる一方で、アタリもなく昼寝。
その横をそ〜っと通り過ぎて良い思いをしたのがジャーマネ号。
目が覚めて、残しておいた下流の右側をやりにいくと、
すっかり打たれた後で、「全然出ないね〜おかしいね?」
「あそこ、良かったですよ」とジャーマネ。
「な〜んだ。そうなの。じゃあ風裏の対岸に行く?」
「是非」
対岸もやってみたら、大したことはなく、早々に戻り、またも昼寝。
19:00まで頑張るも、大した成果もなく、本当に厳しいね。
ジャーマネ号は17:00まで粘り、泣く泣く帰って行きました。
「今日はラーメンとチャーハンかね?」
「ですね」


6月20日(水) 今日は3人です。

「顔がさあ、痛くてヒゲ剃れないんだけど」
「社長、顔も耳も腫れてますけど」
「そうなんだよ。耳でかくなっちゃった〜」って言ってる場合じゃない。
今日で最後だし。初日に譲った第1ポイントにGO!
「今日は水がいいですね」
「ミミ、流石だね。ちょっと多いけど、いつも通りになってきた」
朝一からアタリも多く、早々に矢島さんと私は釣り上げ、残るはミミのみ。
「一番ポイントも4往復しちゃったし、2番ポイントに行くか」
「2番ポイントも絶好調だね。俺は寝るから、ミミ操船。好き勝手やって」
「え!自分がですか。矢島さんは?」
「俺も寝るから。好き勝手にどこでも行って」
バシャバシャバシャ!
「おぉ!釣れた?」
「はい。やっぱりここです」
「ってここはどこ?あっ!2番ポイントね」
「他はさっぱりアタリがないので、戻って来ました」
結局、ここも4往復して、出なくなり、風もびゅんびゅんとなったところで終了。
14:00いざ家路。

あとがき
「初八郎はどうだった?ミミ」
「ええ。3日目はいい感じだったんですけど、他はかなり厳しかったです」
「そうだね。あんなの俺も初めてだよ。1週間早かったね」
「今回の八郎はいつもと全然違ってた。まず、ガシャガシャいうとダメ。
ほっといてもダメ。結局釣れたのは、ペンシルとトンボ。静かなルアー」
「本当ですね。去年までは何でも釣れたのに。」
「本来なら、矢島さんが言った通りなんだよ。もう来ない?」
「いえ。来年もお願いします」
「だそうです。矢島さん」
そんなわけで、リハビリ釣行が修行の場になった感はありますが、
無事遠征も終わり早いもので今年も半年が終わりました。
残る楽しみは9月の解禁。今年は水も少ないし、
昨年みたいな半端な減水にならないことを祈るばかりであります。
来週からは、通常釣行になります。また釣れないんだろうな。
では、お楽しみに〜


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