6人は久しぶり in 鬼牧川(2007.06.04)
陽気も良くなると、釣り人は血が騒ぐものです。
そんなわけでやって来ました鬼牧川。
「早かったですね〜。社長」
「大人だよ。10分前には着くさ。旦那は10分遅れだね」
「ええ。子供ですから」
「あ、そう。ひねた子供だね」
「どっち行きますか。上?下?」
「それは調子の出ない旦那に任せるよ。ゲストもいるし」
「分かりました。僕らは上に行きますので、のんびり上がってきてください」
「あいよ。皆、忘れ物ない?って、部長、俺のタックルボックス船に積んでくれた?」
「見かけませんけど…」
「げ!玄関に忘れてきた」
「じゃあ、社長好みのルアー貸しますよ」
「気が利くね。旦那。さっきの言葉は撤回ね」
「この2個です」
「はあ!?G−DOGXにPOPX。確かに好みだけど、嫌味だね。よ〜し、負けないぞ。今日も元気に行ってみよう」
本日の私のルアー。G−DOGXとPOPX。 部長が気の毒にと貸してくれたドリラータイフーンとシンバル。
隣の井野君のルアーの量とはえらい違い。 |
全くアタリがない中、部長に奇跡のワンバイト。
見事にのせた28cm。
レッドペッパーJr。今は亡きゴーストオイカワカラー。
「部長、今日は勝者だね」 |
来ました。18cmと15cm。
「旦那、POPXで釣ったよ」
「ずいぶん小さいですね」 |
操船に疲れ果てた井野君。
それにもめげず釣りました。39cmと38cm。
自作の井野トンボです。
「やったね、井野君。部長、残念だね。 お〜い、こっちは3人とも釣ったぞ〜」 |
その声が届いたのか。旦那待望の1匹目。
推定22cm。毎度お馴染み、自分だけ黄色の氷Wスイッシャー。 |
あとがき
「朝の調子じゃあ、即帰りかと思ったよ。旦那」
「ええ。泡ぶくぶくでしたね。でも高柳君が1匹バラシて、ミミにも僕にもアタリはありましたよ」
「そうなんだ。こっちはさっぱり。なので、おにぎり食べまくり」
「え!また2千円ですか?」
「その通り。しかし毎週風には参ったね」
「そうですね。今日も午後はびゅんびゅんでした」
「去年までは、それでも昼寝してから、夕方までやってたのに、今年は違うね」
「今時は夕方になっても、風が止まないですから」
「お〜っと。学んだね」
「ええ。社長のお袋さんに素人扱いされましたから」
「そうそう。ルアー2個お返し致します。ありがとうございました」
「あ〜、それですか。社長にあげますよ。記念に」
「何の記念なんだか。腹立つね。この男はホントに」
「だいたい、タックルボックスを忘れること自体がおかしい。これで2回目ですけど」
「いやぁ〜面目ない。前回は、朝一でぎっくり腰になった。今日はそこだけ注意してた。まぁ無欲の2匹だね」
「でも、2匹合わせても、井野君の1匹に届きませんけど」
「いいんだよ。このサイズを釣るのは難しい。実のところ、自分でもびっくりした。あまりの小ささに」
「来週はどうしますか?」
「来週はレギュラー3人だね。当たらない天気予報を見て検討しよう」
では、また来週〜
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