ゲストを交えて in タナゴ川(2006.07.24)

今週は、初登場の岩田御夫妻が参加です。
先週の予定では、ミミ金井をロウ人形と考え、
鬼牧の旦那と私の一騎打ち…というか
私の全ナメなどというセコイ作戦を考えていましたが、
御夫妻がお休みということで、変更となりました。
「まずいな。鬼牧の旦那、ロウ人形相手にやりたい放題じゃないの?」
「いえいえ。それは社長も一緒じゃないですか」
「そうじゃないよ。岩田夫は結構やる人だし、
奥方は、ね〜いろいろあるから。君のようにはいかないよ」
「分かりました。上か下かの選択権をあげますよ」
「よっしゃ。下に行く」
「いいんですか〜」
「いいの」

岩田夫、やってくれました。
大吉チャート鯉のぼりポッパー。
しかも、ちゃっちゃか動かして釣りました。
その他にもアタリ多数。
「あのさ、奥さん起こしてきた方がいいんじゃない?」
「さっき、電話したんですけど、寝てました」

私も3匹釣りました。しかもルアーは3種類。
ラッキークラフトのスプラッシュテールチャートと
depsファンクラブ員の証、S103チャートと
お客さんの松田さんに貰った
シングルスイッシャーイエローブラックヘッド、
しかもこれが最大魚で40cm。
「釣ったよ〜松田さん。いろいろ試したけど、良かったよ。
首は良く振るし、高速回収でもボディ回らないし、しかも丈夫。
発売していいんじゃない〜」

岩田御夫妻です。
「あたし疲れちゃったんで、
休んでていいですか?」と奥方。
「構わね〜けど、ここじゃあ雨でツライ
だろうから、車まで送るよ。
おじさんって優しいだろう」
「…」

謎の魚群を発見。
岩田夫に「ルアー投げてみたら」
着水と同時に逃げていきました。
たぶん、ワタカ?

「ロウ人形じゃない!ミミ金井だい。
自分も釣りましたよ、40cm。ドリラーですけどね。
ルアー引っかかっちゃって、
ちゃかちゃかしてたら釣れちゃいました。
ルアーは何でも良かったみたい」

鬼牧の旦那です。
何とこの男、仮想ロウ人形をいいことに11匹も釣りました。
10匹は同じルアーだそうで、
本人曰く「ドリラーよりもこっちの方がいいですね」
だそうです、全国の皆さん。
「しかし、11匹は凄い。八郎だって、こうはいかないし。
ところで、ミミは1匹だけ?」
「ええ。残念ながら」
後で写真を見てみたら、「何だこの41cmは!?
伸ばしに伸ばして、尻尾が閉じてる。
これじゃあミミの魚の方がでかいよ」
全国の皆様、分かりましたか?鬼牧の旦那のやり口。
完全な詐欺師。パートナーは初心者を選ぶ。基本だね。
攻め方を教えるふりをして、全部撃つ。これまた基本だね。
撮影は、口の位置を微妙にずらしつつ、尻尾を引っ張って伸ばす。
これぞ、極めつけ。王道。
「ん〜ん、情けない。でも釣ったのは事実、それは凄い」

あとがき
今回も勝者は鬼牧の旦那でした。
あまりにも差がついたので、その秘訣を伺いましょう?
「旦那、いっぱい釣りましたね。秘訣は何ですか?」
「え!言っていいんですか」
「あ〜言ってくれ」
「センスですかね」
「おいおい、本当のこと言ってみ。ルアー何?」
「え!クワイエットファンクのLPオリジナルフィーで10匹」
「それって変だね?俺も65%は同じルアー投げてたよ、色は違うけど。1回もアタリがなかった」
「は〜そうですか、それは残念でしたね。ちゃかちゃかやってたんじゃないですか〜?」
「まあね。その後はただ巻きもしてたんだけど、やってられない。寝てしまう。君は大したもんだよ。飽きもせず」
「そこなんですよ。ゆっくり巻いてくると、テールがヘコヘコ上下に動く。その動きがドリラーよりも激しい。この見極めが大事なんですよ。気付きました?」
「ほ〜。そんなもんかね。だけどさ、ちゃかちゃか動かしていた、岩田夫にも結構アタリがあったよ」
「そうですか。じゃあ何ですかね?」
「こうなると色か。旦那は白、夫はチャート、俺の3匹もチャート系。いわゆる暖色系マッディウォーターの基本かい。今更ながら」
「そうですね。色が関係あることは、間違いなさそうです。それにプラス、使い方とポイントを見極めるというか、センスですね」
「あのね、確かにね、同じポイントを撃ってるけどね、時間が違うでしょ。時合だよ時合」
「だから、言ったじゃないですか〜『上に行くか下に行くか』って。それが運命の別れ道、つまりセンスなんですね」
「確かにな。今年は絶不調だし。ところで、ここも今日で5回目で、だいぶ分かってきたよね?」
「ええ。だけど来週から晴れですよ」
「あっちゃ〜。条件が変わるのか?また結果を集めて検証しないと。何せこの川に来るのは15年ぶりだし。昔はあんなに来てたのにな〜」
「そんな15年も前の話をしていると、『おじさん』と呼ばれますよ」
「いいんだよ、立派なおじさんだし。歌にもあるだろ、『私がおじさんになあっても♪〜』って、俺の大好きな森高千里さんも歌ってるじゃん」
「また〜、それはおばさんです。本当にファンなんですか?」
「大ファンさ。旦那バス釣り大好きだし」

久々にCD聞きながら、行こうかな。また来週。


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