恒例、八郎潟遠征(2006.06.19〜21)
今年もやってきました、6月中旬といえば、八郎潟です。
事前情報によると、冬が厳しかった分、少し遅れ気味とのこと。
とはいうものの、長期休みはこの週しかなく、しかも行くだの行かないだの
はっきりしない奴等が3人もいて、まとめ役の私としては、非常に困りました。
それだけしても、行く価値があるということでしょう。
さて、その面子は、私号にテクニシャンの矢島さんと愚図1号のジャーマネ藤江氏。
部長号には、愚図2号のソレガシ西村氏。
ちなみに愚図3号の須〜田っちは、愚図のまんまで仕事です。
「行きは、安達太良まで運転するから、あとは頼んだよ。前沢では必ずガソリンを入れてね」
「任せなよ。ソレガシに」
で、目を覚ませば、秋田道。「随分、早かったね〜」
「任せなよ。ソレガシに」
それにしちゃあ、随分辛そう。助手席のジャーマネは、既に夢の中。
一日目
着いたところで、例によって上と下とに分かれ、下に行った私たちはいきなりアタリがあり、
「流石、八郎!」なんて言ってたのも束の間、風びゅんびゅん波バシャバシャ。
「あそこの川に急げ〜」が、大正解。で、ご覧の通りです。
「良かったエンジン持ってきて。免許もあるし船検もあるし、使わない手はない」
一方、上に行った部長号は、これまたそれなりに釣れて、良かったらしい。
しかも、ソレガシは私に貰ったポッサムが異様に釣れたらしい。
部長、ちょっとジェラシー。
宿は、毎度お馴染み、サンルーラル。
「皆、風呂間違えるなよ」と言いつつ、
行きのSAで女子便所に入ってしまったのは私です。
ソレガシに「社長、女子女子」と言われ、
「何が!」とあたりを見回せば、ヤバ!
良かった誰もいなくて。 |
二日目
駐車場では、けっこうな雨。「あ〜あ、今日もかい」
釣り場に着いたら、丁度いい。
一緒に上り始め、アタリが多い。出方もいい。でも、バレル。なぜ!
いっそのこと、次回からトリプルフックで来ようかな。
休みが取れず、今日で帰るジャーマネと、秋田駅まで送り届ける私は、
後ろ髪を引かれる思いで、16:30に終了。
「調子いいのにね、ここ。お腹痛くなっちゃえば」
「できるものなら、なりたいです」
「そりゃそうだ」
「じゃあ、帰って来るまで、矢島さんひとりで頑張って」
17:30頃、戻って来たら、またしても雨。秋田駅は晴れだったのに。
「明日こそ頼むよ。晴れ男のソレガシ」
三日目
雨は降っていないものの、朝から風。
下にいた私号の出方は非常によろしい。1時間足らずで10回出た。
でも、釣れたのはたったの2匹。なぜかバレル。トリプルフックにしようかな。
いまいち、アタリのない部長号をエンジンで引船し、「ここ出るからやってみ」
て、言っているそばから、私が2匹釣っちゃいました。「すまん」
ソレガシも部長も無事釣れたので、次なるポイントへ早々に移動。
ここは水温が低すぎる。
初日、良かったところに来たら、凄い風。
昨日の操船ですっかり慣れた矢島さんに託し、私は爆睡。
1時間ほどで目を覚まし、「どうですか?」
「4匹釣れました」
「なるほど。じゃあここは飛ばして迎えにいきますか」
部長号を発見し、「どう?」
「満足でござる」
「そう、良かったね〜。風も強いし、帰るかい?」
「はい。フットコンの踏み過ぎで足がパンパンです」と部長。
14:30、撤収と相成りました。
あとがき
情報通り、春が遅い。葦の伸びがいつもの75%位。
それでも、葦周りが釣れる。活きの良さそうな葦を探して移動していました。
去年と比べると、型が小さく(最大41cm)、魚に釣られ跡が多い。
それでも、1日15〜16匹は釣れたので、満足でしょう、皆。
一方、同じ日程で、七色ダムへ行った鬼牧グループから、
仙台辺りを走行中に連絡があり、盛んに「どうでした?」
「そっちはどうなのよ?」
「いえいえ、先に聞かせて下さいよ」
「いつも通りだよ。型は小さかったけど、1日15〜16匹は釣れたよ」
「いいですね〜。僕は3匹」
「何が?」
「え〜っと、42cmのナマズ、21cmのバス、10cmのギル」
「わっはっはっは。やったじゃん。そんな簡単に60cmは釣れないよ。で、他の人は?」
「藤田さん以外は皆同じようです」
「え、藤田さんは?」
「ゼロです。でも、楽しかったですよ。日頃一緒に出来ない人達と釣り出来て。トークも楽しかったし」
「そうね。大吉の吉郎氏、パラノイアの稲見さん、バドジョイの藤田さん、こんな豪華な組み合わせはちょっとないわな。どこぞの本屋さんが聞いたら、取材に飛んでくるよ」
「次回は一緒にどうですか?」
「ダムじゃなければね」
「そうそう、藤江氏も無事、電車で家に着いて、仕事に復帰したと連絡があったよ。
『電車で帰って良かった』を連発してたっけ。鬼牧川まで運転できない男が、600kmも運転できるわけがない」
秋田駅から大宮駅まで新幹線で4時間弱。しかも、喫煙席で指定席。来年から、このパターンが活躍しそうな、いやいや駅まで送迎の犠牲者が出るので、やめて頂きたい。
が、ちょっといいね。
恒例の行事が終わったので、今年も半分が終わりです。あ〜あ、来月は50歳だよ。
来週は、愚図3号の須〜田っちが参加すると言っていますが、当てになりません。
いつもの3人は、行きますので、お楽しみに〜。
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