初お目見え。
フライもやってます(2002.06.03)

4年ぶりに渓流でフライをやるべく、ウェアを新調しました。
私のベストは全て初期型でしたので、マニアックな方にはヨダレもので、
みんな取られてしまいました。
そのときの台詞は「最近ルアーしかやらないから、要らないよね。」でした。
そんなわけで、上から下までパタゴニア一色でパタゴニアンになってしまいました。



何せ久しぶりなので、ウェーディングシューズが見つかりません。
仕方なくムレムレのナイロンしかも一体型のチェストハイウェーダー、
あまりの暑さにサスペンダーを外し腰に縛って履きました。

4年ぶりに渓流にやってきました。
と言っても、ここからまぁ近い渡良瀬川の花輪地区です。
入渓したのが、5:00pm!
イブニングにはちょうど良い時間帯。


ナニィ!禁漁の看板を発見。
良く読めば、鮎釣りは禁止とのこと。で、ひとまず安心。
川を見れば、ライズ発見。はやる気持ちを抑えつつ、
フライにティペットを結びました。
これがまた大変。
Over Thirty+10ということをすっかり忘れていました。
ルアーと比べて、タイイングアイが小さすぎる…。



何とか結んで、キャスト。ここでまた事件発生。
自慢のTom Morgan ロッドスミスには、新調したSAGEのフライライン
Quiet TaperUのWF2Fが軽い。
思わず力んでしまい、テーリングの嵐。気を落ち着かせて、ナイスキャスト。
それもそのはず、ヘッドが短いラインなので、使い方を考えないといけないと気付いた。
自分が悪い!ラインのせいではありません。
結構、魚の反応がある。16番のパラシュートフライにアタリがある。
でも、のらない。もしや、これはあの魚では?と思っていた矢先にヒット!
やっぱり、鮎でした。結局、この入渓地点では、鮎2匹と山女魚1匹。
写真がないのは、嬉しくて写真を撮るのも忘れて思わずリリースしてしまったからです。


どうです?石の上流いけそうでしょ。
ここでまたまた事件発生。フライが見えん。
持っていたフライがダークカラーばかりで夕まずめにはツライ。
そこで発見お助けフライ。その名もボーボーフライ

ボディはスレッドで作り、
CDCを巻いただけのシンプルなフライです。
このフライには助けられます。皆はタンポポみたいなのはフライじゃない!と言いますが、
浮かせて良し、沈めて良し。しかも巻くのが簡単。詳しくは動画をどうぞ。
(MEDIA PLAYER,REAL PLAYER,QuickTime 5などのMPEG1形式をサポートした動画用ソフトウェアが必要です。)
このフライ、ピックアップ時が要注意。出ないなぁと思いピックアップしたとき、
フライが水中へ入った瞬間、ガツ!と明確なアタリが出ます。
そのときに、ビックリしないで当然のような顔をして魚を釣り上げて下さい。
ビックリすると、ラッキーフィッシュみたいでしょ。
えらそうな解説をして結局釣れたのは、ウグイが2匹でした。


さらに続くナイスな渓相。
でも、結局釣れたのはウグイが1匹。
この時点で6:50pm。
帰ろうかなと思った矢先にライズ発見。
しかも22〜23cmの山女魚。
しかし、ボーボーフライは品切れ。
他のフライでチャレンジするも、
全く見えず無念のリタイヤ。

あとがき。
たった2時間の釣りでよくもまぁこんなに書けたものです。自分に感心。
ところで後日、禁漁看板のことを尋ねたところ、以前は全ての釣りが禁止でしたが、
最近は鵜対策でフライはOK。禁止はあくまでも鮎釣りだけとのこと。
4年ぶりの渓流は、単独で来たこともありマイペースで釣りが出来て、
とても良かったです。また来ようと思います。ボーボーフライをたくさん持って。
皆さんもお試し下さい。


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